面白い金融ノンフィクションがあると聞いていたのだが
酒に酔っていたこともあってタイトルを忘れてしまった
作者も覚えてない
こんなときは通常、誰かに再確認をして本を取り寄せるのだが
確かこんなタイトルだったはずと、
今回は確認をせずに取り寄せてしまった
結果届いたのはまったくの別物で
しかもノンフィクションではなくフィクションであった
シンガポールが主な舞台の金融サスペンスである
試しに2~3ページ読んでみた
ノンフィクションを読む気満々だったので
フィクションの世界に中々入っていけない
ありきたりの漫画のようでもある
縁がなかったと書棚に一旦収めようとしたが
他に読む本もないのでやっぱり読むことにした
意外だった
面白かった
登場する税務のテクニックが今も使えるのかわからないが
物語の展開も含め小気味良かった
金融・税務の知識に長けた作家らしい
もう一冊彼の本を読んでみる気になった
デビュー作だからか、
金融・税務に関する説明が丁寧で
物語も練りに練った感があった
読み応えも十分。
めっけもんである