地元福岡のとある私立大学ではここ数年の間に
直木賞・芥川賞の作家を3人輩出している
一人は文学部で、その他は経済学部、商学部と
出身学部も様々である
地元ゆかりの作家だし、
機会があったら1冊ぐらい、と思いながらも
読めずじまいでずいぶん経つ
先日、時間がないなか図書館に本の返却に訪れた
2分で出ないと店に間に合わないが
何か一冊だけ借りてみようと本棚を覗いてみた
偶然にもすぐ目に付いたのは
前述の直木賞作品である
時代小説の気分ではなかったが
これはいい機会と読むことにした
ベースにあるお家騒動の事情がすぐには呑み込めず、
ページを遡って確認したり、
主人公に対し、こんないい人いるのかよ、なんて訝りながら読んでたが
気付いたらほぼ1日で読み終えていた
気付かぬうち著者の筆に乗せられていたという感じだ
とりあえず、読めてよかった