『賢者の贈り物』ってどんな物語だったっけ?
まるで忘れてしまっていたので改めて読むことにした
О・ヘンリー以外の作家の作品も一緒になった、
実に都合のいい短編集があったので取り寄せた
『賢者の贈り物』は最初の2行で筋を思い出した
せっかくなんで最後まで読んだが
貧困の中、こんなに相手を思いやれるもんかいな
結果的に分かり合えるとしても
最初は相手を責めるか、自分を責めるのが現実ではないか
そんなひねた思いを抱いてしまった
『賢者の贈り物』も含め、この短編集は
1900年前後の作品ばかりである
そんな昔の作品なのに少しも古びてないのが驚きであった
これは作品の秀逸さもあるが、
翻訳の妙でもある、
そう思った