店と家の往復の毎日に
体の奥底が退屈さでも感じていたのだろうか
無性に冒険モノ、それもノンフィクションを読みたいと思った
チベットの秘境に挑むに至った背景とその顛末
スリリングな単独行を綴ったこの文章は
かなり前のめりで、少し空回り
それもこの冒険に対する著者の思いの強さであろう
著者のモットーは
『誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、
それを面白おかしく書く。』
まさにその通りの本である
結構笑えたのでもう一冊彼の本を読んでみた
船戸与一とのミャンマー珍道中
時折登場する船戸与一の言動が可笑しくて仕方ない
それにしてもミャンマーのお国事情を
江戸に置き換えるとはうまいやり方である