文章がちょっと技巧に走ってる感もあったが
丁寧さの方が上回る
翻訳本での感想だから原書ではどうなのだろう
いつか帰国子女の友人に聞いてみたいと思った
どの短編も
巡り巡って最終的に
何とも言えない余韻につつまれる
エンディングを先に書き、
遡りながら、
また読者に軽くフェイントをかけながら
書いたような印象だ
作者はインド系のイギリス人
この短編集もインド、パキスタンからの移民が
多く登場する
これらの国々の悲しい歴史も
垣間見える