80年代を彷彿とさせる、
懐かしい感じのする楽曲が流れてきた
しかし昔の曲ではなさそうである
作業の手を止めて暫し聴き入った
ラジオのエアジョッキーが紹介するバンド名は耳に引っかからなかったが
『Chinatown』という曲名と
スプリングステイーンがフィーチャリングしているということは耳に引っかかった
どういうことだ?
興奮気味に調べてみた
先のバンド名はブリーチャーズ
『We are young』で有名なグラミー賞バンド Funのギタリスト、
ジャック・アントノフのソロプロジェクトである
スプリングステイーンの大ファンとしても有名らしい
今回のフィーチャリングはその思いが叶ったのかもしれない
さらに調べるとこのアントノフという人物、
えらく有名な歌手達のプロデュースでも
ずいぶん成功しているらしい
どうも私が知らなかっただけのようだ
で、先のブリーチャーズである
ネットを介して数曲聴いてみた
もう衝撃である
いい具合に80’Sフレーバーが効いていて
いい具合にノスタルジーに浸れる
とはいえ単なる懐古主義ではない
しっかり洗練されている
恐るべしポップセンス
言わずもがななので数曲ブログに載っける
最後の曲がfeat.スプリングステイーンの
『Chinatown』
ドラマチックな楽曲で
スプリングステイーンが登場した時
思わず涙ぐんでしまった
早く音源を入手せねば、久々の興奮である
あ~楽し。
Nulbarichと書いて
ナルバリッチと読むわけだが
ある時どうしても名前が思い出せなくて
あれこれ考えてるうちに出てきたのは
ナブラチロワだった
せっかくなんで近況を調べた
ナブラチロワは元気であった
ついでにクリス・エバート・ロイドや
グラフも調べようと思ったが
キリがないのでやめた
さて、Nulbarichである
以前アルバムを入手したものの、
店のBGMには少し軽いと感じ、
数回聴いただけでデッドストック状態だったNulbarichだが
ランチタイムに久々に聴いたところ、
明るい時間に妙にフィットしたので
以来、当店のヘビーローテーションになっている
調子に乗って最近、
3枚目のアルバムを入手した
得体のしれない感が影を潜め
全体的にやや落ち着いていた
ちょっと物足りない気もしたが
以前のアルバム同様、
しばらくするとそうでもなくなるのかもしれない
音楽ってだいたい、そんなもんだ
朝の仕込み中、ふと口ずさんだのは
ボ・ガンボスの『パレード』である
仕込みも少なくのんびりめの朝だったので
ランチ営業までの少しの間ボ・ガンボスを聴くことにした
『パレード』が収められたアルバム、
『 GO 』である
入手当初は、
初期に比べてずいぶん落ち着いたな、
そう思った記憶がある
だからだろうか、
辛うじてBGMにも使えるこのアルバムは
ボ・ガンボスの中で
一番聴いているアルバムかもしれない
昨夜の酒がまだ残ってんのかな
聴きながら涙がポロポロ流れてきた
もう、どんといないんだよな
ついでにこれも聴いた
ボ・ガンボスのトリビュートアルバム
『コラボガンボス』
楽曲は以下のとおり
トンネルぬけて / UA & リトルクリーチャーズ
夢の中 / YUKI &
麗蘭
絶体絶命 / うつみようこ &
マチルダロドリゲス
魚ごっこ / 渡辺美里 &
東京60WATTS
泥んこ道をふたり / Leyona
& 東京スカパラダイスオーケストラ
助けてフラワーマン / トータス松本
& BLACK BOTTOM BRASS BAND
ポケットの中 / Soul FLOWER
UNION & The Groovers
あこがれの地へ / 今野英明 &
吾妻光良&The Swinging Boppers
夜のドライブ / 甲本ヒロト &
ROCK’N ROLL GYPSIES
ダイナマイトに火をつけろ / YO-KING
& THE PRIVATES
もしもしOK!! / 奥田民生 & Sparks Go Go
参加アーティストのすごいことすごいこと。
かなり抵抗があったのだが
スプリングスティーンのベストアルバムを聴くことにした
ファンとしてはベストアルバムなぞ邪道、
そんな思いがある
なぜ聴くことにしたのかというと、
①、聴きたい曲がどれもレコードでの音源しかないこと
②、なのにレコードプレイヤー持ってないこと
③、手っ取り早く全部聴いてしまいたいこと
これらが主な理由である
そんな中、これ以上ないスプリングスティーンベストを見付けた
迫力の3枚組。
ファーストの『アズベリーパークからの挨拶』から『ライジング』あたりまでを
アルバム順に2〜3曲ずつ、
これでCD2枚分
もう腹いっぱい
そして3枚目はレアトラック集である
シングルB面の曲や初お披露目曲など
貴重な音源のオンパレードである
大変満ち足りた
時系列ってのがまたいい
ふとYMOが聴きたくなって
選んだアルバムはこれである
品が良い
収められた楽曲は
1つ前のアルバム『BGM』と同時期に作られたものらしく、
この両アルバムはキャッチーなYMOから
シックなYMOに転換した、重要なアルバム達なのではと思ってしまった
よく考えるとYMOのオリジナルアルバムを聴くのは『BGM』以来である
そのレコードを買ったのが小6だから
40年ぶりの新譜拝聴みたいなものである
少し秋風を感じたので
ランチタイムにチェロを流すことにした
20年以上前に製造された、
3CD連続再生のスーパーCDシステムで流したCDは
カザルスの無伴奏チェロを2枚と
溝口肇である
素朴なカザルスに対し、溝口はキャッチ―。
そして溝口の代表曲『世界の車窓から』が流れる度、
客席がざわつく
その景色を眺めるのがまた、一興である
結局、一日中流している。
どこかで耳に引っかかったのだろう
ここのところスターダストレビューの
『トワイライト アヴェニュー』が聴きたくて仕方なかった
それで何度かネットで聴いてはみたのだが
どうも満足できず、
結局音源を手に入れた
初期のシングルコレクションである
聴いてみると
聴いたことのある曲ばかりで心地よく
ここ数日このアルバムばかり 聴いてる
おかげで先日ランチ伝票に
『とりから』と書くべきところを
『すたれび』と書いてしまった
昔の佐野元春のライブ映像が
期間限定でネット配信されると聞いた
軽い気持ちで観始めたのだが
いつの間にか夢中になっていった
次第にホントにライブ会場にいる気分になったのだ
30年以上前、福岡サンパレスで
佐野元春のライブを観たことが
影響しているのかもしれない
ZAZを立て続けに3作聴いていると
フランス人のご婦人が
可愛すぎる少年を連れて
ランチにやってきた
最近よく来てくれる
テラス席で赤、白、それぞれワインを一杯ずつと
ランチプレートを召し上がっていただいた
BGMがZAZということもあって、
大変絵になる風景である
ご婦人も気分が良かったのか
少しだが一緒にZAZについて話をした
すると、意表を突く質問をされた
『フランス語わかりますか?』
『いえ、まったくわかりません』
『・・・。』
だよな、と思った
例えば私が海外に行って
現地の方が日本人アーティストの曲聴いてたら
日本語がわかるか聞くに違いない
わからないにしても
どんなことを歌ってるのか知っておく必要を感じた
今のところ、訳のわからない日本語Tシャツ着ている外国人と
一緒である
外出自粛で多くの人々がストレスを抱える中
世界中の著名人がYouTubeなどで
いろんな発信をしている
アスリートによる運動ものや
アーティストによるライブ等の
無料配信など
とにかく様々である
と言ってもYouTubeを観る習慣がないので
話で聞くばかり。
あ、と思って
興味本位で調べたら
我らがbossもやっていた
2009年のロンドン公演
クラレンス・クレモンズ在りし日のライブである
この泣けるライブ映像のおかげで
少し寝不足である
ピコ太郎も動いた
店の音響システムが不調のため
とりあえず家で使っていないコンポを
代用にと持って来た
20年以上前の代物でまだ一応は動く
当時は新しかったと思われる、
3CD連続再生システム内臓
作動するのにガチャガチャうるさいが
3枚連続で聴けるのは結構楽しい
昨日はボサノバを3枚、
その前はキューバンミュージックを3枚連続で聴いた
そして今日は
スプリングステイーン『 THE LIVE 』 3枚組。
以前興味を持ったにも関わらず、
音源を手に入れてなかったアルバムがある
ようやく店のスピーカーで聴くことができた
軽快なAOR
昼にフィットする
久しぶりにパリスマッチを聴いた
2枚目のアルバムが結構お気に入りだが
今回は5周年記念のベストを聴いた
それまでの5枚分の楽曲がまんべんなく聴けるので
便利な1枚である
『Saturday』が流れた
クールな曲だ
3枚目のアルバムに入ってる曲だが
このアルバムだけ今手元にないので久々聴いた
そう言えばこの曲のように
土曜日、から始まる楽曲が
世の中にいくつかある気がする
何があったっけ?
脳みそを振り絞る
う~2曲しか思い浮かばん
それなりに年齢を経た彼女が
昔の楽曲をどう歌うのか
それがずっと気になっていた
感想としては
ソウルjazz仕様も賑やかでいいが
少ない楽器の、
もっと落ち着いたjazzヴァージョンがあってもいいなと思った
いや、jazzにこだわらず、
曲調そのままにアンプラグドって手もある
ま、歌が上手ければ何でもできる、
というわけだ
お客さんが某新聞社の取材を受けたということで
記事を読ませてもらった
ペシャワール会 中村哲氏の人柄、生き様について
実に簡潔にまとめてあった
U2がライヴで追悼したことを
その時初めて知った
追悼メッセージの後、
『プライド』を歌ったそうだ
実に気が利いてる
急に寒くなったせいか、
今日は遅めの来客が落ち着いてる
先程から流してるスプリングスティーンは今、
『Dowmbound
Train』を歌っている
落ち目の汽車に乗ってるようだ、
なんて歌詞の歌である
ほどなくお客さん方がやってきて
結局それなりにいいカタチになった
スプリングスティーンは今、
『No
Surrender』を歌っている
決して降伏しない、って歌である
朝のバタバタの中、
BSでスーパーボウルをちょっとだけ観た
やってる人も観ている人も多い多い
相変わらずスケール感のあるスポーツである
プレーの合間だったか、
スタジアム内のBGMが耳に入った
どこかで聴いたことのある声
そして曲
数秒して名前が出てきた
コンパイ・セグンドである
曲はアルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の最後の曲
アメフトでキューバンミュージックとは粋である
となると『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が観たくなる
『チャン・チャン』が聴きたくなる
涙が出てくる
やけにジャミロクワイが聴きたくなった
そういえば2~3年前にアルバムを出したはず
よしそれを聴いてみよう
3曲目はラジオでよく流れてた
全体としてずいぶん落ち着いたな、というのが感想だが
私としてはいい意味で言ってる
とは言え、やっぱりノリはいい
一晩中聴いてスッキリした
どちらかというとやんちゃなイメージを持っているが
最近ではロマンチックな大人のイメージが強いかもしれない
そんなコステロが
稀代のメロディメーカー、バート・バカラックと手を組んだ
シックである
コステロ節がちょい強めで
やや障りがあるが大丈夫
このアルバムは聴く度に馴染むタイプだと思う
深い時間にいいかもしれない
以前ドラマの主題歌だったというMISIAの歌を聴いた
健気な歌詞と抑揚のある歌声に
ちょいとシビレてしまった
同郷と言うか同窓と言うか
そんな気持ちも多少あったので
創業当時彼女の曲をお店で流したこともある
その頃は歌唱の技術点は高いものの
芸術点がイマイチ、
そんな若さを感じていた
今回彼女の曲を聴いて
明らかに表現力が豊かになっていると思った
もう40歳を超えている
いい歳のとり方をしているようだ
ほろ酔いで彼女の曲を聴くときは
選曲に気を付けなければならない
間違うとじわり、
涙腺が緩む
二度と会えない、
でも会いたい人がいる
そんなこと思う人結構いると思う
年末年始、
お店はお休みいただいてたが
結局毎日店に出てきては
ガチャガチャやっていた
そのままあっという間に
3日の14時になり新年の営業スタート
バタバタしてたので
今年最初のBGMは特に考えず、
とりあえず目に付いたものをかけた
翌朝ニュースを見たら
アメリカとイランがエライことになっていた
『VISITORS』を聴いていたのが
中学生の頃だったか
高校生の頃だったか覚えてない
ふと、
ひょっとしたら今でも聴けるのでは?
急にそう思い立って聴いてみて
その通りだったからとても興奮した
その昔、相当聴き倒したからか
今でもほぼ全曲口ずさむことができた
佐野元春のアルバムは
『Cafe Bohemia』までしか聴いていないが
それまでの中でもこのアルバムは異質なアルバムである
はっきり言ってニューヨークかぶれ
だが、そのかぶれ方が
本道だったから今でも聴けるわけである
他のアルバムに比べ、
とりわけキャッチ―な曲があるわけではない
その辺がまた、乙なのかもしれない
またこの曲が流れた
ラジオからだ
ひょっとしたらこの時期、
一番よく流れる曲かもしれない
家路を急ぐ感じがいい
ほっこり優しい気持ちになる
だからとても大好きな曲だ
世界中のみんなもそう思っているはず
日本人ならこの歌詞の
クリスマスの部分を正月に変えたら
しっくりくるかもしれない
今年ももうすぐ終わる
クラシック音楽に詳しい友人に
ギターのいいアルバムを
教えてくれと尋ねたら
イエペスが良いから
今度貸してあげると快諾いただいた
10枚ほどあるらしい
以前1枚だけ聴いたことがある
10枚も聴けるなんて
嬉しい限りである
今度、と言ってたのに
もう次の日には持ってきた
これまたうれしい限りである
10枚ではなく、
20枚だった
大変嬉しい限りである
いま14枚目を聴いている
当分浸れる
なだらかな坂の途中に位置する当店から
しばらく下ったあたりに、その川はある
『誰のライブだったら行きますか?』
音楽好きのお客さんより
そんな質問を受けたことがある
この質問には前提があって
人一倍出不精な私が
店を休んでまでして行くとしたら誰か、
という意味である
優柔不断な私だが
この質問にはきっぱり答えることができた
『ブルース・スプリングスティーン』。
すると先ほどの音楽好きのお客さんの、
行きつけのバーのマスターが
スプリングスティーン好きだということが判明した
店名を聞くと
いろんなお客さんから聞いてるお店だった
夥しい枚数のレコードと
店内を圧倒するスピーカーが特徴のバーらしい
いつか都合が合えば、
そんな感じでしばらく過ぎた先日、
またまた先ほどの音楽好きのお客さんがお見えになったので
そのバーの話を振ると
なんと年内で閉店するとのことだった
その上で、
今日今から行きますか?なんてお誘いを受けた
当店の閉店時間は過ぎていたが
片付けはそのまま残っている
1時間半はかかる
でも、これはチャンスだと思った
片付けは後だ、とにかくその店に行こう
シックな店内には聞いた通り、
夥しい枚数のレコードがあり、
圧倒的なスピーカーがあった
東京で長くバーを営んでいたそうだ
スプリングスティーンの話をすると
やはりファンの方だった
お店の名前ももちろん、
そこからとったらしい
年齢も似通っており
映画や音楽の話にも花が咲いた
店内ではスプリングスティーンだけでなく、
佐野元春も多く流れた
スプリングスティーン好きは
大概佐野元春好きでもある
至福の時間だった
その後更に夜が深まると
我々世代には懐かしい歌謡曲達が流れた
いつまでも古びない、
確かにそう思うが
圧倒的な音響システムで聴くと
大概の曲は質の良い曲に聴こえるのかもしれない
さて、時計は見てないが
恐ろしい時間になっているはず
また必ずと席を辞して店に帰った
片づけを終わらせて家に帰り、
2時間ほど寝てまた店に向かった
いい酒だったからかあまり酒は残ってない、
ってそんなに世の中甘くない
昼を過ぎた辺りから急にしんどくなった
つまり朝はまだ、酔ってたわけだ
スプリングスティーンの『RIVER』で乗り切ることにした
クラシックギターは夏場のランチタイムに聴くことが多い
何だか涼やかな気持ちになるからだ
今年はこの時期になってもまだまだ昼は暑く、
相変わらずクラシックギターを聴くことがある
この日も山下和仁のバッハを聴いた
そう言えば『マチネの終わりに』が映画化されたそうだ
以前、お客さんに借りて原作は読んだ
スペックの高い男女の恋愛物語のため
私ごときは1ミリも感情移入できなかったが
未来の在り様によっては
過去は変えられる、
そんな感じの文章に共感した覚えがある
というか、そもそもの私のスタンスである
私がこの日聴いた山下和仁のバッハは無伴奏バイオリン、
確か『マチネの終わりに』に登場するギタリストは
バッハの無伴奏チェロを奏でていた
実は無伴奏チェロのギター版は聴いたことがない
探したら山下和仁の演奏が動画であった
心が洗われる
無伴奏チェロは何度も聴いてるが
ギター版もかなりいい
早急に音源を手に入れねば
『桜坂』で検索すると
最初に何がヒットするのだろう
今更ながら疑問に思い、
なるほどそれがあったかと納得した
福山雅治の『桜坂』だったからだ
そう言えば流行った
せっかくだからこの曲のPVを観てみた
哀しそうな顔した二枚目が悲恋を歌っていた
こんな二枚目に悲恋なんかあるんかいな
なんてわざとらしい
このPVはYouTubeで観たのだが
動画の案内に興味深いものがあった
映像はなかったが
いいコンビネーション、
そしていい歌声である
ひょんなことから聴いたバンプオブチキンが
ことのほか良かった
ライブで盛り上がっている映像を何度か観たことがあるが
なるほど、アガる楽曲たちである
作曲というか編曲というか
その辺の巧さがあるのかな、
そう思ったが、
どうもそれだけでない
彼らの曲には希望がある
歌詞をきちんと読んだわけではないが
精神性に富んだ独特の表現で
どうしようもない人間の内側に理解しつつも
『でも、やっぱり』と、
そう歌っているように聴こえた
幾曲かネットで聴いてみた
なかなかの詩人である
『HAPPY』って曲はちょっと泣けた
例えば休日の午後、
やることないし、やる気もない
そんな時にうってつけの音楽である
ライ・クーダーのスライドギターが沁みる珠玉のサントラである
トラビスとナスターシャ・キンスキーのマジックミラー越しの会話も収録されている
じーっと、ボーっと過ごしたい、
そんな気持ちで聴き始めたが
最後は優しい気持ちでいっぱいになる
映画を観てから聴く方がいいと思う
相変わらず菅ちゃんを聴いている
先日、デビューアルバムを聴いてみた
デビューアルバムにして見事な仕上がり
菅ちゃんが止まらない
今更だがスガシカオを初めて聴いた
手っ取り早くベストを聴いたのだがこれが結構いい
意外にファンクだが控えめなのでうるさくない
ホント言うと声が苦手で遠ざけていたのだが
曲を聴いてるうちに馴染んできた
要するに食わず嫌いだったわけだ
ずいぶん前だが
私の友人がスガシカオの友人だということが判明した
彼はスガシカオのことを
『菅ちゃん』と呼んでいたらしい
友達の友達は皆友達である
最近はあまりしてなかったが
閉店後、店で一人晩酌をした
先日たまたま飲んだシークヮーサーチューハイが結構美味かったので
今回はモズクの天ぷらと合わせて楽しむことにした
せっかくなんでBGMも沖縄風にしようと、
喜納昌吉とビギンで悩んだが
この夜はビギンにした
シングル大全集の2枚目は落ち着いた楽曲が多く、
気持ちよく呑めた
この日をきっかけに
はなやさいのBGMは結構な頻度で、
ビギンである
店で仕込みをしていると
聞き覚えのある歌声がラジオから流れてきた
スプリングスティーンが新しくアルバムを出すらしく、
その収録曲が紹介されていたようだ
ちなみにすでにもう一曲先行で発表されている
アルバムジャケットはこんなデザインである
そろそろ70歳くらいか
12月30日からお店を休んだものの
なんだかんだやることがあって
結局店に来なかったのは元旦くらいだった
特に仕事始めの1月3日は仕込みが多く、
早朝からノンストップの作業だった
ある程度目処がつき、
コーヒーを飲みながら
さて、今年最初のCDは何にしようかと
ラックを漁った
あ、これいいかも
随分久しぶりに聴いたが
悪くなかった
タイトルも縁起がいい
いいスタートだと思う
ランチ前の準備の時、
FMから『アヴァロン』が流れてきた
ロキシーミュージックは久しぶりである
じっくり聞きたくて
CDラックを探してみた
やっぱりあった
優雅なロックが穏やかな天気とマッチして
とても心地よかった
その昔、落ち着いたロックが物足りないと思っていた時期もあったが
今はその意味が多少はわかる
因みにこのアルバムがリリースされたのは1982年。
でもまだ当分、飽きることはないと思う
久しぶりにzardを聴こう、
ここのところ聴いてなかったので
CDを探すのが少し骨だったが
やっとこさ見つかった
あぁ、なんてことだ
しばらく聴いてないうちに
とんでもない間違えをしてしまっている
きっと24時間テレビのせいだ
zazじゃないか・・・。
休日だが店で事務仕事をすることにした
今日のBGMはラジオである
珍しくNHKのFMにしてみた
落ち着いた口調のニュース番組にはじまり、
落ち着いた掛合のトーク番組へと移っていった
事務仕事に没頭するにつれ
いつの間にかラジオの音声は耳に入らなくなっていったのだが
突然耳障りな、というか何とも不思議な楽曲が流れてきた
落語家が歌う古いポップスである
歌が下手すぎて最初はわからなかったが
この曲、完全にニック・ロウである
カヴァーなのか?
それともギャグとしてのパクリなのか?
早速YouTubeで確認した
まずは本家
で、三遊亭円丈
カヴァーでした。
グールドのゴールドベルクでランチを過ごし、
さてディナーのBGMは何にしようかとCDを漁っていると
最近聴いてなかったアレサ・フランクリンを見つけた
この夜は旧友が訪ねてくれたこともあり、
他のCDに変える暇もなくしゃべり続けたので
ディナータイムはずっとアレサを聴き続けた
翌朝ニュースを見て二日酔いが一瞬飛んだ
『8月16日(木)午前9時50分 アレサ・フランクリン デトロイトの自宅にて死去。』
時差を考えるとまさにその時間、彼女を聴いてたわけだ
ラジオで流れた『Mary Lou』なる曲にただならぬ興味を覚えたことがある
アーティストを調べると『毛皮のマリーズ』とある
寺山修司か美輪明宏か又はその両方が好きなのであろう
興味は持ったがその後掘り下げることはしなかった
ずいぶん昔のことである
先日、たまたま彼らのインディーズ時代のアルバムを聴く機会があった
このアルバムの後メジャーデビューをし、
『Mary Lou』を歌うことになる
若気の至り的な歌詞なのだが
青臭く感じないのはメロディーが秀逸だからか、
それともどこかに別の説得力があるのか、
悩んでるうちに一通り聴き終えてしまった
年甲斐もなくちょっとした興奮である
若い頃を少し思い出した
多分、才能ある方々だと思う
去年のクリスマス辺りにふと耳にした、
ビル・エヴァンスの『スケーティング イン セントラルパーク』の音源を
ようやく入手した
ジム・ホールとのデュオ『アンダーカレント』に入っている
すいすいスケートしているような優雅な曲である
エヴァンスのピアノはよく店で聴いているが
ジム・ホールのギターは実は初めて。
何とも味がある
ということで改めて彼のアルバムも堪能した
大変満足の2枚である
急に寒くなってびっくりした、
と言っても12月である
寒くて当たり前である
こんな時、食べ物飲み物であったまるのもいいが
ソウルであったまるのもまた格別なのである
過ぎない感じが絶妙で、
聴けば聴くほど馴染んでいく
次第に心も暖まる
タクシードライバーをしながら
ボクシングジムを経営する、
そんな人物のドキュメンタリーがその昔あった
お世辞にもうまくいっているとは言えない貧しいジムだが
そこには成功を夢見る若き外国人ボクサーが幾人か通っていた
ジムの経費を賄うため懸命に働く会長、
会長に報いるため、また自身の夢のため練習に精を出す外国人ボクサー、
番組のバックグラウンドでは
そんな熱い人々を勇気づけるように『小さな願い』が流れていた
先日、アレサ・フランクリンのベリーベストを聴いていたら
『小さな願い』が流れたので先ほどのエピソードを思い出した
多分だが、番組で流れたのは
ディオンヌ・ワーウィック版の『小さな願い』。
こちらの方がいくらかシンプルでスマートだと思う
ランチタイムをストーンズで過ごしてみてはどうだろうか
ちょっとした思い付きだったが
やってみてくせになった
三日続いた。
朝の仕込みの時間はラジオを聴いて
営業時間はCDを聴く
いつもそんな毎日なのだが
今日は朝からバタバタしてて
知らぬ間にラジオのまんま、営業時間に入ってしまった
だが、ランチタイムにぴったりな音楽も多く流れていたので
CDに代えずそのままにしておいた
しばらくすると聞き覚えのあるイントロが流れた
スプリングスティーンの『ジャングルランド』である
今は亡きクラレンス・クレモンズのサックスが印象的な楽曲で
アルバム『BORN TO RUN』に入っている
私の記憶ではこの曲をラジオで聴いたことはない
何ともうれしい気分である
お客さんが一段落し、
相変わらずラジオを聴いてると
またまた聞き覚えのあるイントロが流れた
血沸き肉躍るメロディー
まさか、と思ったがやはりそうだった
『セクシャル ヴァイオレット No1』である
ちょうどお客さんがいない時でよかった
楽しい曲だがランチタイムにはあまり相応しくない
この先似たような曲がまた流れたら大変だ
そろそろCDをと、バッハのギターをかけたら
すぐお客さんが入ってきた
それにしてもBGMの振り幅が広い店だ、はなやさいは。
昨日と一昨日、
『中洲ジャズ』というイベントがあったそうだ
毎年9月に催されるイベントで
中洲の街のいたる所でジャズが流れているらしい
今年で9回目というから多くの人に支持されているのだろう
とてもいいことだと思う
その帰りというお客様が何組かいらっしゃった
そして、そのうちの一人からCDをもらった
『中洲ジャズ』とは直接関係ない、
中洲で路上演奏していたギタリストのCDとのこと
ギターの音色が心地よくて思わず買ったらしい
手作り感溢れる素朴なCDジャケットだが
音は大人である
落着きのあるシンプルなギターはうるさくなく私好みでもあった
閉店後、芋ロック呑みながら一人静かに聴き入った
深い時間のはなやさいにとってもフィットする音楽である
思わぬプレゼントに感謝である
因みに『路上の音楽』というタイトルだが
屋内も可である
秋を少し感じたので
キャロル・キングを聴いてみた
のんびり聴いていると
来年には70歳になるという文化人の常連様がやって来た
キャロル・キングについて共にあれこれ話すうち、
私にとっては意外だったのだが
五輪真弓の話題になった
知らなかった
70年代初頭、
たまたま来日中だったキャロル・キングが
デビュー前の五輪真弓のデモテープを聴いて感銘し
なんと五輪真弓のデビューアルバムに参加していたことを。
『恋人よ』時代、
妖怪人間のベラ似のルックスばかりが目立っていたが、
確かに歌は上手かった気がする
気になったので身近なところで音源を探ってみた
比較的最近のアルバムだが
昔の曲を自らセレクトしたというベスト盤があった
『少女』という名のデビュー曲も入っていた
思わず息をのんだ
それくらいいい曲だった
その昔、和製キャロル・キングと呼ばれていたそうだ
久々の掘り出した感である
東京五輪もあるし、
また注目されるかもしれない
日没まではバタバタしていたが
その後の店内はひっそりとしている
反対に外ではドンパチ音が鳴り始めた
近所の花火大会のときはいつもこうである
夜の10時頃まではこの状態が続く
何か音楽でも聴こうとCDを漁っていたら
キチンと一度も聴いていない山下達郎が出てきた
一人アカペラのカバー集
冬っぽいアルバムかと思っていたが
真夏の喧騒を遠目に眺めて静かに聴くのも
なかなかアリである
後日とある常連様が
これかけてよ、と
ゴツゴツしたCDボックスを持ってきた
改めて言うのも憚れるが
この人の曲ってホント古びない
彼のキャリアから言うと
大したアルバムではない
どちらかというと地味である
だが、私は大変好感を持った
1周、いや2周回って戻ってきた感のあるアルバムで
ポリスのイズムが程よく漂っている
懐かしさと新しさと落ち着きと、
いい具合にバランスのとれたアルバムだと思った
長く聴けそうだ
こちらもスティングとほぼ同世代10年ほど前らしいが
3枚目のソロアルバムがあったとは知らなかった
スティーリー・ダン解散後、
間もなく出したソロアルバム『The Nightfly 』が82年、
その11年後が2枚目『Kamakiriad』で、
そのまた13年後がこの3枚目
これほどの時間が経っても
彼の音楽にブレはなかった
相変わらずカッコいいのである
暑い日が続いている
こんな日々を涼やかに過ごすには
冷房と同じくらい音楽が重要である
と考えてこの夏行き着いたのが、細野晴臣である
お世辞にも上手とは言えない歌唱であるが
声と雰囲気はやはりこの人だけの世界である
暑い夏をのほほんと過ごすにはなかなか有効である
『はっぴいえんど』繋がりでこっちもたまに聴いている
『ナイアガラトライアングル』繋がりでもちろんこっちも聴いている
ここのところ気候が良い
自転車通勤も爽快である
いい気分のままランチの仕込みをしていると
ラジオから爽やかな高音ボーカルが聴こえてきた
思わず吹きだした
エアサプライだったからだ
確かに気候にぴったりの爽やかな歌声ではあるが
ここまでぴったりだとコントのようである
ラジオからジャニス・ジョプリンが流れてきた
最近CDでもよく聴いている
実を言うと叫ぶ女性ボーカルはあまり得意ではない
だが彼女は別モノである
魂が叫んでるようで
そしてどこか悲しげである
ロックで
ブルーズである
最初に聴いた印象はいま一つだった
声と曲がミスマッチである
だが、である
なぜか妙に耳に引っかかり、
その引っかかりが何かを探るうちハマってしまった
グラムロックからアメリカンソウルへ、
とは言うものの
そんなにソウルではない
多分絶妙なのであろう
洗練とも言うかもしれない
バッハの無伴奏バイオリンを久しぶりに聴いた
以前店でかけていたことがあるが
BGMにする曲ではないと
クラッシックに造詣の深いお客様にたしなめられた経験がある
確かにBGMにするには耳に引っかかりすぎる楽曲ではある
だが、彼はそういう意味で言ったのではなさそうだった
そんなことはすっかり忘れて、
今日のランチのBGMにしてみた
耳に引っかかるどころか、胸の深いところに引っかかって
仕事に支障が出そうになった
だからランチの後、ゆっくり座って耳を傾けた
ひょっとして、
バッハの無伴奏バイオリンは聴く音楽ではなく、
向き合う音楽なのかもしれない
となるとBGMには向いてない
なるほど、そういうことかもしれない
ランチタイムの終わりがけ、
ふらりと店に現れて
BGMを聴きながら
軽く一杯酒を飲む、
そんな小粋な常連様がいる
大体においてシンプルなクラッシックについて語り合うのだが
今回は違った
『サイモン&ガーファンクル』の話題になったのだ
うっかりである
確かに彼らの曲をいくつかは耳にしているが
キチンと聴いたことがない
何かもの凄い忘れ物をした気分になって
すぐにベスト盤を仕入れた
古すぎないかな、という心配は杞憂に終わった
訳で読んだ歌詞はどれも詩情に富んでいて
曲にもとてもマッチしている
文学、だと思った
間違ってないと思う
時代の節目節目に必ず顔を出すアルバム
今また、多くの人々が耳を傾けているはずだ
メッセージもさることながら
楽曲、構成が素晴らしすぎる
それにしてもどこに向かってるんだろうね、世界は。
グールドはゴールドベルクしか知らない
他のものを聴きたいとは思うが
全集を聴くほど腹は据わっていない
そんなグールド初心者にはうってつけのアルバムである
こじんまりとしたセレクト集だが
すべてグールド自身が選曲している
となると結構重要なアルバムとも言える
春らしくない、と思われてるかもしれないが
ここのところボブ・ディランをよく聴く
客ウケも考えてベスト盤をかけることが多いが
今日は『The Freewheelin'』にした
全編フォークで過ごすランチタイムもまた格別である
濃い目のコーヒーが飲みたくなった
『ボブ・ディラン』と言えば『フォークの神様』
『フォークの神様』と言えば『ローザの時のどんとの歌』
というわけでYouTubeに動画があるか探ってみたら
別の曲だが逸品を見つけた
どんとの歌をどんとのために清志郎が歌う
星になったのさ
どんとも清志郎も。
創業当時よく聴いてたアルバムである
ラテンフレーヴァー漂うクールなアルバムだが
凝っているが故か、今聴くと少し古さが感じられる
やはり、長く聴き継がれる音楽は
音なりメロディなりシンプルでないといけない
ところで何で急にこのアルバム引っ張り出したのか
それは多分、最近よく耳にする女芸人の名前のせいだと思う
『ブルゾンちえみ』
『マンデイ満ちる』
・・・失礼しました。
親しくさせていただいてるカリスマ美容師が
今日もまた店に立ち寄ってくれた
経営する美容室を最近、ここ桜坂から大名に移転してる
環境が変わっても店に来てくれる
実にうれしいことである
音楽の趣味もいい彼にサチモスを知ってるか尋ねてみたら
やっぱり知っていた
50前後の世代に響く珍しい若手バンドである
サチモスを聴きながらしばし酒を酌み交わすうち、
当然と、というか自然とジャミロクワイの話題になった
今月末、7年ぶりに8枚目のアルバムがリリースされるらしい
そういえば2曲ほどラジオで聴いた
その限りでは、悪くないと思った
サチモスを聴いて改めて思うところは
彼らの90年代アシッドジャズ風の音が
彼らの内側から自然と出てきた音なのか
はたまた
レコード会社等のマーケティングによる仕掛けの音なのか
どっちなのかな、というところである
でも、たぶんどっちでもいいのである
だって、若いんだから。
ここのところ春っぽいので
ランチタイムはオーボエばかり聴いている
が、今日はちょっと趣向を変えようと
CDを漁っていたら久しぶりに『パリスマッチ』の一枚目を見つけた
ウキウキ感のあるオープニング曲が印象的だ
春っぽくもある
今日のランチのBGMはこれにした
もう10枚以上はリリースされてる彼らのアルバムだが
私の場合、3枚で止まっている
キュートな1枚目、シックな2枚目、クールな3枚目だ
特に2枚目が気に入っている
調べると2枚目のリリースは2001年、
ずいぶん長いこと聴いているわけだ
2枚目のアルバム名は『PM2』、
そう言えば、今朝方テレビの天気予報で『PM2.5』の注意報が出ていた
関係ないが関係ある気がした