福岡国際マラソンが今月6日開催される
コロナ渦のなか、
長い沿道を巻き込んでの
国際スポーツイベントである
どのように運営されるか
世界が注目しているはずである
お客様でもある大会関係者と先日、
話をする機会があった
オリンピックへの試金石ですねと問うと、
北海道での開催関係者も視察にくるらしく、
例年にないプレッシャーとのことであった
独自の大会運営がうまく行けば、
福岡方式として語り継がれることもあるだろう
瀬古、イカンガーのころからの福岡国際マラソン好きでもある
大会運営、心の底から応援してます、と伝えると
沿道での応援は遠慮願いますと
ペコリと頭を下げられた
気が利いてる
多くの方の多大なる協力により、
その環境を与えてもらうが、
オペレーションは自分ひとりでこなす。
サポートはあるものの、
何があっても現場は自分ひとりで解決しなければならない
世界で最も過酷とされる、
単独無寄港無補給世界一周ヨットレース
『ヴァンデ グローブ』に
日本人白石康次郎が参戦している
前回大会の涙から4年、
時の経つのは早い
その白石の
ヴァンデの前哨戦を追ったドキュメンタリーが先日放送された
様々な困難に果敢に向き合う姿に力をもらった
ヨットの単独航の様子を見て、
自身の生き方と照らし合わせる方もいるのではないだろうか
おこがましいが、私もその一人である
多くの方の多大なる協力により、
その環境を与えてはもらうが、
オペレーションは自分ひとりでこなす。
サポートはあるものの、
何があっても現場は自分ひとりで解決しなければならない
ひとり商売をしている者はどこかに
シンパシーを感じていると思う
今年93歳のこちらのおばあちゃんは
ご来店の頻度からいえば、
当店の圧倒的ナンバー1の常連さまである
主にコーヒーを召し上がり、
たまにキーマカレーをしっかり食べる
喰うなり飲むなりしたら大体サッと帰るが
私の手の空き具合と
彼女の話したい具合が一緒になると
しばらく話すこともある
この日もそんな日だった
年金の話が済むと
ひょんなことから福岡大空襲の話になった
以前よりポロッとかけら程度聞いてはいたが
今日は時間に余裕がある
少しばかり詳しくこちらからも聞いてみることにした
空襲の火は
家屋の燃える火よりも
各家庭にストックしてあった練炭の燃える火の方がはるかに激しかったこと
妹をおんぶして港町あたりから西公園まで避難したこと
その後、逆だった髪とススだらけの姿で
拾六町にある知り合いの家まで歩いて疎開したこと
凄惨な現場を目の当たりにしたことなど
淡々と話す姿が
次第に凄みを帯びてくる
くぐり抜けた方なのである
空襲直後は彼女の父親が地元私鉄の職員だったこともあって、
無事だったその会社の社宅をあてがってもらったそうだが、
その社宅のすぐ近くには病院があり、
そこに運び込まれる怪我人を何度も目にしたそうだ
また、当時その周辺は風呂に入れるような環境ではなかったらしく
電車で二日市温泉に通っていたそうだ
そこで
『私鉄の線路は爆撃を受けなかったのですか?』
と問うと
『線路は標的にならなかったが駅にいる人間が標的になった』
そうだ
苦しいエピソードである
いろいろ思い出させてくれてありがとうと
笑いながら帰っていったが、
いろいろ思い出させて申し訳なかったという思いが心に残った
でもやっぱり、
聞いて良かったと思っている
今時分ネットで聴けるラジオであるが
今だにアンテナを使って聴いている
そんな当店自慢のラジオ付コンポだが
ここ最近、
FMラジオの受信がうまくいかない時がある
ノイズだらけで内容がほとんど聞き取れないのだ
仕方なくいつもと違う局にチューニングを合わせるのだが
そこもダメである
さて、どうしよう
しっかり聴こえる局もあるのだが
その局はあまり好みではない
ふと思い立ち、
安定のNHKFMでやり過ごすことにした
チューニングを合わせるとクラッシックが流れている
いい傾向だ
しばらく聴き流しながら朝の仕込み作業を続けていると
少し様子の違うメロディーが流れていることに気付いた
浪曲である
新鮮だ
仕込みをする動きにも自然と抑揚が生まれ、
何とも楽しい気分である
別の日には
今どきフルで聴くことがまずない、懐かしの歌謡曲が流れた
山口百恵 『さよならの向こう側』
イルカ 『なごり雪』
チェッカーズ『涙のリクエスト』
等など
チェッカーズの時は少し踊った
あ〜楽し
ここしばらくは、
NHKにステイチューンである
久々にドキュメンタリーを観た
フランスのテレビ局が制作した、
『疑惑のカラヴァッジョ』である
400年の時を経て
突如民家の屋根裏で見つかったという世紀の絵画、『ホロフェルネスの首を斬るユディト』
本物だったら150億とも言われるこの絵画
さて、本物なのかそれとも違うのか?
画商、美術関係者、博物館、研究者など
様々な方々の様々な思惑を重ねつつ
運命のオークションへ
結果はあっけなかったが、
落ち着くところに落ち着いた、
という感じだった
『ナイル殺人事件』が新たに映画であると聞いて
とても懐かしい気分になった
といっても映画自体を観たかどうかは実は憶えてない
憶えているのは主題歌で
特にサビの部分なのである
これは当時テレビでよく宣伝されていたのが影響している
ひょっとしたらYouTubeで聴けるかもしれない
興味本位で探してみたら簡単に見付かった
ワクワクしながら聴いたのだが、
何か違う
当時の映画の公開時期を調べたら
私の記憶している時期とも少し違う
推理である
その後のポワロシリーズの映画を調べてみた
そして、
私が懐かしがってた曲が
『ナイル殺人事件』の主題歌ではなく、
その数年後の同じくアガサ映画
『地中海殺人事件』の主題歌であったことが
わかった
40年くらい勘違いしていた
ライオンズというチーム名が誕生して
70年らしい
この節目に伴い、スポーツ誌では様々な特集記事が組まれている
ライオンズが地元福岡のチームであった少年時代よりホークス来福までの間、
たとえ所沢に行こうとも
ゴリゴリのライオンズファンであり続けた私にとっては懐かしいエピソードばかりである
1983年のシーズンが深く記憶にある
まだ監督が広岡の時代で
ホントの黄金期になる少し前のシーズンである
テリーにスティーブ、松沼兄弟に立花義家、
こんな名前を見ると胸が高鳴る
※ ライオンズ ’83 メンバー
日本シリーズも盛り上がった
金森の歓喜のサヨナラや
敵方巨人、シーズン通して全くいいところのなかったクルーズの
サヨナラホームランを放ったときの無邪気な喜びよう、
いやはや懐かしい
漫画の方は世代ではないが
プロレスの方はど真ん中である
先日NHKのドキュメンタリーで
初代タイガーマスクこと佐山聡を追った番組があった
車椅子の佐山に息を呑んだ
原因不明の病により
歩くこともままならないらしい
しかし、往年のファンを悲しませてはならないと
再起を目指し日々リハビリに励んでいる
生涯格闘家である
タイガーのライバル、
パイルドライバーで有名な
ダイナマイトキッドも登場した
といってもかつての映像で
2年ほど前に亡くなっている
生前のキッドが
タイガーについてインタビューに答えていた
脳出血による麻痺の状態で、である
その姿が悲しくて、悲しくて、
涙してしまった
彼もまた、生涯格闘家てある
先日プライベートで餃子を作った
こういう場合、皮から作ることになる
どのくらいの粉で
どのくらいの皮ができるか
まだよく掴めていない
結果、タネに対し
皮になる生地の方がかなり多くできてしまった
余った生地はひとまとめにし、
冷凍庫に保存した
そんなことも忘れかけていたある日、
賄いにたっぷりの野菜が入った汁物を作った
他に何か具はないか、
あれこれ探していると、
冷凍庫の中にその生地を見つけた
そうだ、これを千切って汁に入れ、
簡易版のだんご汁を作ろう
実はこの簡易版だんご汁、
賄いでよく作っている
生前母がよく作ってくれていた料理で
私の中ではちょっとした思い出の味なのである
とはいえ、母のような味にはならない
どう作ってもぼそぼそのだんごになり、
似ても似つかない代物になる
それで今回の生地である
餃子用に伸びをよくするため
油を少し混ぜておいたのだが
これが奏功した
できあがっただんごの食感が
母の作っただんごの食感そのものだったからだ
懐かしくて思わずにやけてしまった
そう言えば母が混ぜ込んでいた生地には
妙にツヤがあった
あれは油だったのである
ふと思うとこの日はお盆である
そろそろレシピを教えてやろうと
あの世へ戻る前に
少し店に寄ってくれたようだ
今度親父と兄貴に作ろうと思う
定休日ではあるけれど
結局いつも店にやってきては
ガチャガチャやっている
この日も2〜3時間の作業のため
店に向かった
行きがけについ寄った魚屋で
思いがけずキレイなサバを見付けた
季節は外れてるが状態が良い
今日の作業時間を利用すれば
ちょうど〆鯖が出来上がる
ということで仕込むことにした
・・・・・・・・・・・・・・
定休日ということで多少ゆとりがあります
折角なので解説します
まず頭とワタを取り、
血合いが気にならなくなるまでしっかり水洗いをします
水気を拭き取り三枚におろして
腹骨をすきます
ベタ塩で水分を抜きます
脂のノリ具合で塩にする時間を調整
2時間より増やすか減らすかが
鮨屋での修業時代からの私のやり方
今回は1時間と40分
ベタ塩でなく、砂糖で抜く方法もあります
みんな違って、みんないい、の精神です
抜けた水分を洗い流し、
余分な水気を拭き取ります
そして少し薄めた米酢で
きれいなグレーになるまで漬け込みます
甲子園交流試合が始まった
中止となったセンバツに代わる、
各校1試合ずつの交流戦である
無観客等様々な制約もある
そんな大会に意味があるのか、
結局感染拡大になるのでは、
当事者からも外からも
様々な意見がある
だが、夢を絶たれた球児に少しでも、
そんな想いもたくさんあると思う
実際テレビで中継を観ると
堂々の甲子園である
新型コロナウイルス感染症については
あれこれ意見がある
だが、勝っても負けてもこれで最後、
この一試合に賭ける精一杯のプレーに
私は理屈抜きで
胸が打たれる
岐阜にある三菱自動車の自動車生産子会社
『パジェロ製造』の自動車生産工場が閉鎖になるらしい
かつては『東洋工機』という社名で
パジェロは元より三菱ジープなども製造していた
なぜそんな事を知ってるのかというと、
学生時代季節工として2ヶ月ほど世話になったからである
大昔の、それも僅かな期間にもかかわらず、
いまだ記憶は鮮度を保っている
ブログはなやさい『季節労働者』
私のブルーカラーの精神は、
ここから始まっている
残り10分の『半沢直樹』を観た
相変わらず憎まれ役の役者が
楽しそうに演技している
大げさな劇画風演技に
『いよっ! 待ってました!』
なんて合いの手を入れたくなる
それはもちろん、
主人公がタンカを切るシーンでも
同様である
主にバブル採用の企業戦士にとっては
憂鬱な月曜を前にした、
ひと時の清涼であろう
それにしてもこの半沢直樹、
講談、浪曲化したらさぞ盛り上がるだろう
新型コロナウイルスについての様々な情報を
あっちこっちで耳にする
何をどう気を付ければいいのか、
客商売としてはとにかく悩ましい
毎日が試行錯誤である
多岐にわたるコロナ情報を
上手に処理できない私のような人は
ノーベル山中にお願いするといい
『山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信』
今わかっていることを
客観的に
わかりやすく
伝えてくれている
北大西浦教授との対談も実に興味深かった
この春から東北に勤務しているという友人から
酒が届いた
美味い酒を見つけたとのことで
わざわざ送ってくれた
宮城塩釜の『阿部勘』KAERU aromatic NOUVEAUは
豊かな甘で香りも華やか。
そして秋田『雪の茅舎』純米吟醸
こちらは品のある甘で後に引かない
ほんのりフルーティーで
いろんな料理に合わせやすい
ナイスなセレクトだ
滝澤。
舌にハートに美味かった
ありがとう
ニセ物でやり過ごす感じが何とも滑稽だし、
そもそも依存症のリハビリツールみたいで
物悲しくもある
何のことかと言うと
ノンアルコールビールのことである
といってもこの意見はずいぶん前のもので
ビールへの依存を認めてる今は
ビール、発泡酒、第三、ノンアルを
いろいろ組み合わせて過ごしている
先日とある食料雑貨店に出かけた折、
興味本位でビールコーナーを覗いてみたら
海外ビールやレア国産ビールにまざって
『ヴェリタスブロイ』があった
なかなかどこにも置いてない、
ドイツのノンアルビールである
ビールからアルコールを抜くという、
シンプルな製法で
味もビールに近いと評判である
因みにこの製法は
酒税法上日本では認められてないそうだ
ネットでは買えるが
まとめて買う前にテイスティングしたい、
そう思っていたんで勇んで5本買い、
ランチと一緒に飲んでみた
なるほど、ビールに近いは間違いではない
だが、この場合のビールは国産ではなく、
海外のライトなビールのことだと思う
6月より定休日が
日曜日より火曜日に変わります
(12時~20時までの通し営業は継続いたします)
19年続いた日曜定休ですが
今のはなやさいの体質に、
より合った営業スタイルになれるのでは、
と思っております
ご不便をおかけするかと存じますが
何卒よろしくお願い申し上げます
買い出しの途中、常連さんにバッタリ会った
齢70くらいの男性で
はなやさいには数か月いらしてない
どうもどうもと話しかけるが
どうも会話がかみ合わない
どうも誰か別の人物と間違ってるようである
30秒くらいして漸く気付いたので
そろそろボケが始まりましたか?
と軽口を叩こうとしたら、
あんたがあんまり老けたんでわからなかったと
先制攻撃を受けた
その日の夜の営業に
小学校低学年のお嬢さんを連れた、
常連の奥様が来店下さった
因みにお嬢さんも常連である
しばらく過ごされた後、
お嬢さんから年齢を尋ねられたので答えると
その年齢に見えない、
若い、と言ってもらえた
プラマイゼロである。
帰宅後夜中にテレビを観ていたら
新宿ゴールデン街の名物ママなる人物を
紹介する番組があった
その人物に特に興味を持たなかったが
ゴールデン街、ということで
ドラマ『深夜食堂』を思い出した
そういえば少し前にシーズン4がテレビで放映されてた
初期のシリーズが無性に観たくなったので
PCでつまみ観した
相変わらず
しっとりと滋味深い短編ファンタジーである
最後の晩餐には何が食べたい?
かつてそんな質問を受けたとき
亡くなったお袋の作った、
ギョーザやだんご汁が食べたいと答えたことがあった
ノリの悪い奴だと思われたのだが
『深夜食堂』的には、
アリである
政治経済に明るい常連様がいる
それなりの方に会えるお立場の方で
一般人には知り得ないトピックをときどき教えて下さる
とても貴重な方である
その彼が先日、
景気はどうか?と尋ねながら店に入って来た
コロナのせい、と言いたいところだが
実力不足の不景気ですとお答えしたら
いやいやご謙遜を
なんて言うこともなく
自分の話を始めた
コロナの影響か繁華街も人出が乏しいそうだ
行く店行く店客はまばらで
空気全体が沈んでいるらしい
自身も予定していた、
ジムのパーソナルトレーニングをキャンセルしたそうだ
福岡に限って言えばと前置きをして
この空気の沈み具合は
震災やリーマンショック時を凌ぐのではないか、
そんなことを言っていた
じゃ、今までで一番ですか?
と問うと
いや、昭和天皇の崩御以来だ
なんて言っていた
相変わらず意表を突く意見だ
さて、今日の賄は何にするか
天ぷらの衣に使う卵汁が少し余っている
古いが使える
仕込み時に出たくず野菜と和えてかき揚げにしよう
かき揚げというと、うどんである
だが、麺がない
けど大丈夫
先日作ったときのノウハウがある
迷わず打つ
ゆでる
とりからの仕込み時にでた鶏皮を廃棄せず、
一番だしを取った後の昆布と合わせてだしを取り、
塩、薄口とみりんであたりを付ける
めかぶをトッピング
ごみ減量、しかも美味い
ある時期の同窓の同級生がやって来た
数年ぶりだと思う
不器用でセンシティブ
生きづらい世の中を
所々ぶつかりながら何とか生きている、
そんな感じの人物で
内なるものを発散するため、
時にはドラムを叩き、
時には長い距離を走っている
そんな彼はある日、
ドラムを叩きに行ったスタジオで
あるダンスに出会ったそうだ
タップダンスである
スタジオに板を持ち込だ、
あるタップダンサーの華麗にステップに
それこそ彼の心も躍ったらしい
そして自分もやってみた
程なく夢中になったそうだ
ドラムにつながる部分もあるらしい
タップダンスについて憑かれたように語る彼に
ホントはちょっと引くところなのだが
彼がようやく見つけた心の解放である
いつまでその役割が続くかはわからないが
嬉しそうに語る彼に、
少しうるっとしてしまった
タップダンスといえば、
グレゴリー・ハインズ、雨宮良、たけしの座頭市、
そしてサミーである
ずっと観ていられる
お客様よりクレソンをいただいた
清流近くに自生する野生のクレソン
見ているだけで血液がキレイになりそうだ
味見を兼ねて
まずは新玉ねぎのドレッシングと和えて喰った
瑞々しさとほろ苦さがたまらない
旬采同士最強の組み合わせである
今日はガーリクオイルで和えた料理を予定している
他にもいろいろ、
私自身が楽しみである
腹が減った
今日の賄は何にするか
といっても材料は限られてる
仕込み時に出たくず野菜や、
とにかく余りもので何かを作る
以前賄い用に買った安っすいパスタ麺が余ってるんで
それを中心にメニューを考えた
塩を入れずにボイルしてふにゃふにゃの麺を作り
多めの油で焼いてパリッとさせる
ありったけのくず野菜と豚の細切れを炒め、
酒を入れて飛ばし水と昆布で煮る
塩、胡椒、うす口とみりんであたりを付け
片栗でとろみを出す
皿うどんである
実は結構な量である
引いた画像だと少しはわかるだろうか
ま、いいや
とにかく腹減った
家ではもっぱら第3のビールである
如何にビールに近づけるか、
この企業努力がたまらない
これはノンアルコールビールにも言えることである
だからどの銘柄を飲んでもそれなりに満足する
というか有り難い気持ちになる
最近はゴールドスターをよく呑んでいる
製法だけでなく、
ラベルデザインも
エビスと黒ラベルの両方から準用しているそうだ
サッポロの本気度がうかがえる
第3のビール史上最高の
ラベルデザインだと思っている
黒ラベルのデザイン準用は容易にわかるが
エビスのデザインをどこに取り入れたのかは
結構難しい
私もちょっと時間かかった
因みにはなやさいのビールは、
黒ラベルだ。
テラスのサクランボ
春の訪れである
夜、帰宅時、自転車で派手にコケた
腰、胸、ケツを強打
4日ほど経つが
全然良くならない
症状をネットで調べると
病院に行くレベルのようでもある
だが、行ったところで治る訳じゃない
痛みに慣れる方をとりあえず選んだ
そんな話をあるお客さんとしていると
もう若くないから何事もほどほどに、
と忠告された
平成、ファンド、ITと
数あるバブルを乗り越えてきた不動産業の方で
お歳は還暦を超えている
商売にも慎重だが
身体にも慎重な方で
歩くときは段差でつまずかないように
とても気を付けているそうだ
俺たちはコケたらおしまいなんだ
身体のことを言ってたようだが
商売のことを言ってるようにも聞こえ、
ちょっとドキッとした
夫婦どちらかが50歳以上だと割引があるらしい
映画館の話である
その話を聞いてふと、
ある高齢者のエピソードを思い出した
定年後しばらくして大学に通いだしたその彼は
ある日暇つぶしに映画館に入ったそうだ
学割を要求したらさぞや愉快だろうと
学生証を差し出すと、
受付にこう言われたらしい
お客さん、高齢者割引の方が安いですよ
お後がよろしい
実に愉快なエピソードだ、
親父。
暖かい日が続き、
おでんの売れ行きが芳しくなかったので
しばらく仕込みはお休みしていた
そしてこの頃になってようやく、
冬らしくなってきた
おでん再開である
今朝決めた
とにかく、とりあえず、
急いで便座を用意せねばならない
ランチ後
急いでホームセンターに行き、
目に付いたものをつかみ、
レジで並び、
あ、キャッシュがないとビビり、
あ、カードがあったとホッとし、
消費者還元でいくらか戻ると知って喜び、
急ぎ店に戻って取り付けた
まるで何事もなかったかのようなトイレである
実はトイレは結構お気に入りの空間である
入って正面
座って左
座って右
座って正面
以上。
30年間愛用していたMA-1がいよいよ壊れた
ファスナー部分なので修理はできそうだが
よく見ると服の所々にほつれやシミがある
新年早々、とネガティブに思いがちだが
何だか新しいことが始まるような気分もしていて
気分は意外と穏やかだ
その日だったか次の日だったか
椅子から立ち上がると同時に右に足を出した瞬間、
ひざを痛めた
今まで感じたことのない痛みで
2週間ほどたった今でも足を引きずっている
更に大きな怪我を防ぐための教訓である、
そう前向きに考えている
数日前、店のトイレの掃除をしていると
便座が便器に対し微妙にずれていることに気付いた
よく見ると便座の開閉軸が壊れている
誤魔化し誤魔化し使っていたが
昨晩とうとう本格的に壊れた
と同時に、前向き気分も壊れた
あ~くそ!新年早々
片付けが終わって時計を見たら
それほど遅い時間ではない
まだやってるかなぁ、
友人に連絡したらすぐ来いとのことだった
学生時代の仲間たちが宴会をやっている
滅多に行けないのだが
ちょっと無理をした
佐世保で居酒屋をやってる後輩が
珍しく福岡に来ているらしい
はなやさいの立ち上げスタッフでもある彼と
久しぶりに一杯飲みたかったのだ
会って2秒で昔のノリに戻った
変わってないな、と思ったが
そんなことはないはず
家族を背負って、お店を背負って、
昔と変わらない笑顔の裏には
じっくり培った強さがあるようだった
彼の傍らには北九州でパン屋をやってる後輩もいた
彼も負けず劣らず多くのことを
乗り越えてきているようだ
先輩後輩同期の仲間いろいろいた
こんな宴もたまにはいい
楽しいのはもちろんだが、
刺激になる
ビジネスの世界で
トップランナーとして活躍している女性がいる
私よりいくつか年若い方で
ここ数年、毎年末に来てくれる
いつもはバタバタしてて通常の接客にとどまるが
今年は閉店後にやって来たので
座って一緒に飲んだ
その言動に一々刺激を受ける
『もっと冒険しないとね』
そんな言葉に懐かしい響きを感じた
挑戦、という言葉よりはるかに無邪気で楽しい響きがある
忘れてたなぁ、とも思った
年の瀬にいい言葉思い出した
前日の酒が少し残ってるせいか
それとも寒さのせいなのか
無性にうどんが喰いたくなった
こういう時私の場合
喰いに行く、ではなく
作るということになる
つゆやトッピングは店内の食材で
どうにでもなるが
めんの場合は買うことになる
安売りの茹でめんにするか、乾めんにするか、
はたまた冷凍めんにするか、
だがこの日はちょっと趣向を変えた
仕込みが少ないので時間がある
自分で打ってみることにしたのだ
薄力粉と塩と水でできるのである
何とかなるはずである
レシピを思い出し配合してこねるこねる
ちょっと寝かしてまたこねるこねる
また寝かしてまたこねる
粉打って伸ばして切って
博多風にやわめに湯がく
出汁にあたりを付けながら
天ぷらを揚げる
冷凍めんレベルの仕上がりである
調子に乗って即興でかしわめしも作った
外で食ったら数百円で済む話だが
大変な満足感
だが手間暇考えたら
冷凍めんがやはり効率的である
ランチが終わると買い出しに出かけるのが常だ
数軒回って時間があれば一旦自宅に帰る
そしてノートPCを開く
このときは大体テレビも点けている
別に観ているわけではない
番組がただ流れているだけである
ここ最近流れていたのは昔のドラマで
『空から降る一億の星』というものだった
全く知らないドラマだが
この日は最終回とあったので
いつもより少し意識して観た
最終回だけでも筋はわかるもので
あ、この人が死んだ
え、この人も死ぬんだ
う、この人が泣きの演技してる
と、軽い衝撃を受けてしまった
コステロが主題歌ってのも驚きだった
悲恋の物語である
このベタな感じはさぞや韓国ドラマのリメイクだな、
そう確信し確認したら
以外やその逆で
韓国がこのドラマをリメイクしたそうだ
ま、見立ては間違っていない
最近、Kindleで青空文庫を読むことが多い
最新の電子書籍リーダーで
文豪の名作を読む
こんな楽しみ方ができるのも
ボランティアの方々のおかげである
飛ばし読みなどできるはずもない
じっくり噛みながら読んでいる
と、そうなると
端末を手に長々読むのは何だか不自由だし、
次第に重くなってしんどくもなる
スタンドがいるな、
そう思いながら過ごしていると
100円ショップで手ごろなスタンドを見つけた
角度も調節できる優れもので
デザインもシンプル
しかもゴムでコーティングされているため
フィット感もいいし、傷もつきにくい
家用と店用と二つ買いたかったが
一つしかなかった
その後いろんな100円ショップに行く度にスタンドを探すが
手ごろなものは見つからない
どうしてももう一個欲しい
仕方ない、
自分で作ろ
どこかに針金があったはず
ペンチ使ってコネコネやったら
ワイルドなスタンドが出来上がった
結構使える
オンリーワンな感じがしてウキウキしたが
次の日には探してたスタンドが見つかったのでもう使っていない
別の用途を探さねばならない
2か月は優に経っている
もうほとんど忘れていた
やっと手続きが完了したようだ
経産省側の事務スタッフはバタバタやろなぁ
現在、カード決済のみの還元となっております
VISA mastercard JCB
AMERICAN EXPRESS
Diners Club
『おしろい祭り』が開催されたと
地元のニュースが伝えていた
ことを始めるのに重要なのは結局、
周到な準備よりも
行動力かもしれない
あれこれ考えていると
不安要素ばかりが目立ってきて
前に進めなくなってしまう
ある程度覚悟ができたら
見切り発車
そして動きながらの軌道修正
まったくもって私も同意見
かねてより
そんなスタンスで生きていきたいと思っている
で、こんな意見をしたのは
私の半分くらいの年齢の女性だから恐れ入った
言うだけあって行動している
説得力がある
やりたいことを話すのではなく
やってることを話す
これも私が気を付けてるスタンス
おじさんも負けられない
度重なる不真面目な素行が母の逆鱗にふれ、
その日の夜は頑として家を出してくれなかった
高校2年生のクリスマスイヴのことだ
仲間と街に繰り出す予定が
結局母のにらみの効いた家で
一人ふてくされながらテレビを観ることになった
だが、その夜放送された、
当時の売れっ子ミュージシャン達によるコラボ音楽番組
『MERRY XMAS SHOW』のおかげで
ほどなく機嫌は良くなった
オープニングの『come together』でいきなり興奮し、
エンディングの『Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)』で
感極まった
『今年の思い出にすべて君がいる』なんて
上手い歌詞を思いつくもんだ
こんなことを思い出したのも
先日あるバラエティー番組で
司会の明石家さんまがこの番組に触れていたからである
『MERRY XMAS SHOW』の司会も務めたさんまは
この番組に関われたことを誇りに思っているようだった
そして当時の映像が流れた
懐かしかった
昔はビデオに録画していたので
数年にわたって何度も何度も観た
だから細かいところも結構覚えていた
このエピソードを友人に話したら
いとも簡単にYouTubeで当時の映像をみせてくれた
便利な世の中だ
あっけないけど
トルティ―ヤを提供し始めてしばらく経つ
カレーに添えたり、
ラップサンドにしたり、
それなりに評価もいただけたが
もう一つ納得ができない
何かもっとしっくりくる提供の仕方があるのでは?
初心に戻って思案して
あ、これがあったと思い付いた
粉の配分を少し変えてコシを強くし、
薄目で大きめの生地から
厚目で小さめの生地にした
そして、スパイスを効かせたひき肉と
たっぷりの野菜をその生地にはさみ、
辛味を効かせたサルサソースを好みでかけて、
顔を横にがぶりと喰う
そう、タコスだ
タコミート&サラダと
サバグリル&サラダ
いずれも600円
プラス100円でピザ仕立てにもできます、
是非。
よし、タコスではなやさいを盛り上げていこう、
そう思った矢先、
マツコ・デラックスが出演する情報番組で
タコスが特集されると聞いた
一応観とこうと予約録画をし、
しばらく経って観てみたら
なんと巷でタコスがブームと言っていた
となると
世間様から見たら
はなやさいのタコスも
流行りに乗っかったメニューということになる
違うから。
それからというもの、
言い訳ばかりしている
当店でもキャッシュレス決済の比率が多くなってきた
千円程度の決済もカードである
時代の流れと言わざるを得ない
いわゆる借金である
資金がショートする方も増えるんじゃないか
そんな余計な心配をしてしまう
そんな中、お世話になってる八百屋さんで
もらったおつりの5百円玉が光り輝いているのに気付いた
よく見ると旬のコインだった
『令和元年』製である
軽い興奮を伴い、いろんな人に見て見てと自慢したが
皆、リアクション薄かった
これもキャッシュレスの流れか
ちょっと恥ずかしかったぜ
トマトソースを仕込む時に使う香味野菜は
役目を終えるとクタクタになっていて
味はすっかり抜け落ちている
刻んでシチュー類の具にして賄いにすることが多いが
今日は少し趣向を変えた
いわしバーグの仕込み時にでた卵白と和えて
上下を焼いた
淡白な卵白のスパニッシュオムレツである
出来たばかりのトマトソースをかけて
パルミジャーノを振りかけた
もう夜中なので
軽くビールで切り上げよう、
と思ったが
最後の二口ぐらいで白ワインが飲みたくなった
その後、別のつまみでさらに2杯飲み、
家に帰って黒ビールを飲んだ
ちょいと一杯のつもりだったのに…
往年の人気ドラマ『ムー』がBSで再放送されていると聞いた
『寺内貫太郎』と『ムー一族』とが
どこかごっちゃに記憶されているので
確認もあって観てみた
樹木希林の個性、郷との絡み、伴淳、etc
楽しく拝見した
清水健太郎も出演していた
何度も逮捕されてる清水健太郎の薬物依存は
どこか喜劇的で、
同じく何度も逮捕されてる田代まさしの薬物依存は
どこか悲劇的だ
映画的ですらある
プライベートにおいてだが
スマートフォンを使うことがあまりない
お店の予約のやり取りを除くと
メールのやりとりもほとんどない
意識しているわけではないが
SNSはLINEすら関わっていない
自宅とお店の往復の日々なので
アプリを利用するタイミングもない
ネット関連は自宅のPCで今のところ間に合ってる
そんな私もようやく
スマートフォンの便利さに気付いた
ちょうど読む本が手元にない時だった
ふと、『青空文庫』のことを思いだした
著作権フリーの書籍をネットで公開している、
ボランティア活動である
かつてPCで覗いたことがあるが
その時は馴染めなかった
スマートフォンならどうだろうか?
縦書きのブラウザもしっかりしており、
読みやすかった
まだまだ紙の方が馴染みがあるが
サブ的に使えそう
かつての文芸作品なら大概のものがある
ありがたい活動である
いつの間にやらブルーベリーが色づいている
紅葉である
特にケアしてないのに毎年申し訳ない
こんな景色にぴったりな
品のある生酛を入手した
燗でもいいし冷でもいい
秋の限定酒
パエリアを提供しているのだが
40~50分はかかってしまうため
予約でない限りなかなか注文まで行き着かない
食べたいけど時間が、というお客様がほとんどである
デリでの提供も幾度か試したが
お米の様子が著しく変わるためちょっと向かない
そんな中、本場スペインでは
パスタでパエリアを提供することもあると聞いた
小さな細いマカロニのようなパスタで作る、
『フィデウア』である
これをアレンジしたらデリでの提供も可能では、
そう考えた
パスタは小さめのフジッリを使用し、
具は小さくカットして冷めても硬さが気にならないようにした
反対にピーマンの細切れを加えて柔らかい食感を加味した
サフラン入りの通常のパエリア風も何度か作ったが
ここ最近はイカ墨のパスタパエリアばかり作っている
シンプルで悪くない、と思っている
画像が間に合ってないが
最近、自家製トルティ―ヤの提供も始めた
全粒粉、米粉ブレンドの薄焼きパンである
キーマカレーに添えてよし
ひよこ豆のトマト煮に添えてもよし
また、ラップサンドでの提供も始めた
サバサンド、いわしバーグサンド、その他もろもろ何でも巻ける
図らずも、サバサンドが復活した
基本夜メニューだが
お時間あれば昼も提供している
グランドメゾンを舞台にしたドラマが始まった
物語自体にはさほど関心はないが
厨房の様子や最新の料理を見れるのは普通に楽しい
オンタイムではなかなか観れないので
録画して観ている
観ながら思ったのだがこのドラマ、
主な登場人物達がずいぶん歳を喰っている
大体が50ちょいアンダー
ひょっとするとこのドラマ
この世代に対する何らかのメッセージがあるのかもしれない
ときどきやってる日曜営業だが
この日はラグビー、スコットランド戦。
夜の集客は望めないので
早めに片付けようと作業を始め出したら
ちょこちょこご来店があって助かった
ゲームの進捗は時折耳に入る
ひょっとして、なんて言ってたらホントに勝った
その後、勝利に興奮したお客様のご来店もあった
閉店後、
帰宅して録画でスコットランド戦を観た
最初から最後まで興奮のゲームだった
あの屈強な男たちが
口をそろえて死ぬほど練習したという
結果は必然、そんな感じだ
もっと頑張んなきゃな、
久しぶりにハイネケンを飲みながら
そう思うわけである
準準は来日曜、この日はリアルタイムで観れそうだ
10月13日㈰はランチ、ディナーともに営業いたします
よろしくお願い申し上げます
なお、10月14日㈪も同じく営業いたします
合わせてよろしくお願い申し上げます
遅めの時間にスタッフとやってきたこの建築家は
著名な建築も手掛けるなかなかの有名人で
この日は酒を飲みつつ、仕事、というか仕事論について
スタッフと談義しているようであった
私も仕事が一段落付き、
建築家と2~3軽い会話を交わした時、
店のシステムコンポからちょうど
菅ちゃんの『Progress』が流れてきた
この番組に登場する人のようにもっとこだわりをもたなければ
だが、
こだわりすぎると経営に影響が出てしまう
いつもいつもこの間を探してる
こんな話をしばらく聞いた
『プロフェッショナル~私の流儀』に出てる人みたいだった
久しぶりに旧友が訪ねてきたので
遅い時間まで痛飲した
彼が帰ってそれから片付けたらもう朝方である
朝起きれるかな、
おずおず床に入ったが
結局予定を1時間半ほど過ぎて起床した
おまけに二日酔いである
とはいえ、店は休みなのでそれほどは動じない
ただ、大事なレースを見損じたことが悔やまれる
もう終盤だ
がっかりしたが仕方ない
今からでも観よう
テレビをつけたら設楽の独走であった
オールスター勢揃いの第2グループとはずいぶん差がある
熾烈な2位争いか、と思ったのも束の間
設楽と第2グループとの差が少しづつ、
その後大きく縮まっていく
そして程なく集団が設楽を喰う
タイム度外視の完全なる順位争いなので
集団内の駆け引きが激しくなる
大迫が男前すぎる
40キロ手前で中村匠吾がスパート
大迫ファンの悲鳴が聞こえるようだ
そしてそのまま中村が逃げ切り、
昨年の福岡国際で勝った服部勇馬が2位につけた
珍しく一生懸命な表情だった大迫は3位
見損じたと思ったMGCだが
いいとこ取りの満足いく観戦であった
3人目の代表は
今後の選考レースで2時間5分49秒を切った者、
それがいなければMGCの3位が内定となる
つまり大迫の持つ日本記録を上回る必要があるということで
となると大迫がかなり優位ではあるのだが、
何か面白いこと起きないかなぁ、
なんて思ったりしている
一度『カピパラ』を食べてみたい
それほど食に関心があったとは思えない父が
不意にそんなことを言い出した
齢80を過ぎて、
食への探求心が芽生えたのだろうか
って、そんな訳ない
親父、それ、
『タピオカ』だ
ふと、古典落語を聴きたいと思い
もしやあるかとYouTubeを探ってみたら
思った以上にいっぱいあったので
あれこれつまんで楽しんだ
談志を二席、志ん朝を二席、枝雀を一席
一気に観ると時間も体力も結構喰う
ちょっと一休みに古い漫才を観た
やすし・きよしの舌妙なやりとりが心から楽しかった
最近、意見・主張ばかりで笑わせない芸人が増えた気がする
芸人は舞台で笑わしてなんぼである
かつての名人芸を観てそう思うわけである
そろそろ寝ようか
テレビを眺めながらそう思っていると
たまたま同じチャンネルで全英女子オープン最終日が始まった
軽い気持ちで観ていたら
面白すぎて結局最後まで観てしまった
時計を見ると確か3時を過ぎてた
数日後、夜中の2時に帰宅したのに
それから録画していた映画『父親たちの星条旗』を観てしまった
寝る前に観る映画じゃない、なんて思いつつも
結局最後まで観た
『硫黄島からの手紙』はずいぶん前に観ていたので
ようやく対の作品が観れたわけだ
観終わったとき4時は超えてた
もちろん、その後ぐっすり眠れるような映画ではない
浅い眠りのまま朝を迎えた
寝る間を惜しまねば
観れるものも観れない暮らしだ
そう思っていたが
翌日の睡眠不足が体に堪えるようになってきた
観たいものは観たうえで、
体もしっかり労わる
無駄を省けばできるはず
働き方改革ならぬ暮らし方改革が急務である
学生時代の後輩が訪ねてくれることがある
野郎はさておき、女性の後輩からは
『〇〇先輩』と呼ばれることがある
いい歳してこんな呼ばれ方をされると些か恥ずかしく、
よそ様に聞かれやしないかひやひやする
長いこと通ってくれる親子連れのお客様がいる
お子様の方は生まれたころから知ってる女の子で
この4月から小学生である
その子が先日、もじもじしながら私の名前を尋ねてきた
この年頃の女の子にはありがちのことで
要するに私を名前で呼びたいわけである
だが、小学生の女の子が『〇〇さん』と私を呼ぶのはちょっと違和感である
『マスター』だとか『大将』もやはり違う
『〇〇おじちゃん』が妥当だろうか
その子のお母さんとも一緒になってどう呼ぶべきか考えていたら
その子がこれはどうかと進言してきた
『せんぱい』
よそ様に聞かれやしないかひやひやしている
用事があって大刀洗の方へ車で出かけた
高速を降りてしばらく行くと
視界いっぱいに金色の田畑が広がっていた
この手の事情にはことに無知で
何の作物だかわからない
だが、あまりの美しさに息をのんだ
帰宅後、何気に新聞のコラムを読むと
小津安二郎の『麦秋』について書かれていた
『麦秋』は5月から6月の季語であり、
この映画の海外公開時の題名は『アーリーサマー』とあった
つまり初夏である
そこまで読んでやっと気づいた
私が大刀洗で見かけた金色の風景は麦畑だったのだ
春から夏への移り変わりの風物詩
思わぬ美風景を目にしたわけだ
息をのんだと先ほど書いたが
麦畑は目に美しいだけでなく、
心に優しかった
常連さんが若い客を連れてきた
新潟出身の社会人2年目、
ということは
彼の父親の年齢は私とそう遠くないはずである
聞くと56歳
だがそれは生きてればの話で
彼の父親は彼が3歳の時亡くなったとのことだった
父親がいないことを当たり前として生きてきた彼ではあるが
自分の就職の年と
父親の没後20年の年が同じ年であることに縁を感じ、
母親に頼み父親の友人数名に声をかけてもらって、
地元新潟で酒を酌み交わしたそうだ
友人たちが語る在りし日の父親の話に
初めて『父がいた』ということを強く感じ、
父が好きだったという新潟の酒を飲んで涙した時初めて
『父がいない』ということを強く感じたそうだ
なんて鮮やかなエピソードだろう
立派な大人に育ったもんだ
そう思ったのはもちろん、
天国の親父さんであろう
学生時代、岐阜の自動車工場で期間工として働いたことがある
木曽川の近くにある『東洋工機』という工場で
社名はその後、メインで作ってる車種の名を冠した、
『パジェロ製造』という名に変わった
その三菱パジェロの国内向け生産が終了するそうだ
かつては世間を席巻した車だが
近年は人気が低迷していたらしい
年号が変わることと繋げるのは浅はかだが
時代の流れを感じずにいられない
とはいえ、海外向けの生産は続けるという
かつてのパリダカの栄光が所以だろうか
今後は逆輸入という形で見かけることになるかもしれない
【 ブログはなやさい 季節労働者 】
少し前に、
スポーツグラフィック『number』を久しぶりに読んだ
そこにはかつてのプロボクサー辰吉丈一郎の記事があった
以前、テレビのドキュメンタリーで彼の現状を垣間見、
パンチドランカー気味の言動に少し胸が痛くなったが
記事のよれば今も相変わらず元気そうだ
因みにここでいう『かつてのプロボクサー』というのは
プロのライセンスがない、という意味であって
ボクサーとしての彼は実は現役である
今でもロードワークにジムワーク、普通に毎日こなしている
ノーガードに代表される彼のボクシングスタイルには批判が多い
ボクシング通の友人も彼を語るときは少し苦い顔になる
私もつられて似たような表情になるのだが
それは大きなお世話なのかもしれない
父親仕込みの喧嘩テクニックを
ボクシングというスポーツに無理やりハメ込んでいるのだ
普通なら通用しない融合だが
辰吉は恐らく天才で
それを一時期は融合させてた
ボクサーとしての盛りは過ぎたが
迷いのないそのボクサースタイルは今も健在で
その姿には何やら無垢なものを感じる
人から言われて辞めるいわれはない
カズやイチロー、上原や葛西、ほかにもいっぱい
長く続けてる彼らに共通するのは
無垢さなのかもしれない
急に思い立って
ここ最近MA-1を着ている
30年ほど前に購入したもので
多分10年以上ぶりに着る
時代遅れ感は否めないが
ま、許容範囲である
着たら着たで、
人様が結構MA-1を着ていることに気付く
と言っても
私のように古風なカーキのフライトジャケットタイプを着ているのは
主に中高年の男性で、
若き男女は細身でスタイリッシュ、色も様々な今風を着ている
とはいえ、テイストを変えつつ、
時代に適応していくMA-1の強かさに改めて感心した
世の中結構MA-1、
そんな意識を持ったまま、
後日、元旦を過ごすため実家に帰った
この日もMA-1を着ていた私を出迎えたのは
薄手の MA-1を着た親父であった
齢80にして初の MA-1らしい
『そもそも悪い人間なんていないし』
そう言うお客さんに軽くうなずきはしたが、
はて、そうかなとも思ってしまう
理性というか良心というか、
それらが人にそもそも備わっているものなのか
それとも後々備わっていくものなのか
足りない頭で考えても時間の無駄なので
中国の思想家に尋ねることにした
『性善説』の代表格、孟子は
人は生まれつき善とし、
だからこそ日々精進しなければ堕落してしまうと言い、
『性悪説』の代表格、荀子は
人は生まれつき悪とし、
だからこそ日々精進することが必要だと言う
ということでもうおわかりであろう
『性善説』と『性悪説』、
入り口は違うが出口は一緒
どっちがどうとかどうでもいいから
ちゃんとしなさい、ということである
ちょっとした興奮であった
『スポーツイノベーション』という番組で紹介されていた、
メジャーリーグ、タンパベイレイズの投手起用法である
長いイニングを担うことを前提とした先発投手は傾向として
初回から全力投球をしない
これだけが理由とは思わないが
メジャーではデータ上、初回の防御率が一番悪いらしい
そこに目を付けたレイズは初回にリリーフ投手を起用、
目いっぱい全力投球させて2回から先発投手に継投、
そんな奇策に打って出た
俗にいう『魔の一回』対策である
けっこう結果は出ているらしい
この奇策には
二回から先発につなぐ、この『オープナー』方式以外に
二回以降もリリーフ投手でつなぐ『ブルペンデ―』方式がある
これは『3巡目のペナルティ』対策である
同じ打者に対し3巡目は投手にとって分が悪い
これはデータで見るまでもなく、
人間の作りから言ってもうなずける
3回目の対戦を回避するため多くの投手を投入する
これまた結果を出しているそうだ
正に、イノベーションである
何だか妙に腑に落ちるわけである
『なぜ人は学ぶのか。
それは「知恵」を身に付けるためだと答えるようにしている
学ぶという中には知恵という、
目に見えない生きる上に非常に大切なものが
つくられていくと思うのである』
はぁ~。
『生きることは学ぶことであり、学ぶことには喜びがある
生きることは、また何かを創造していくことであり、
その創造には、学びの段階では味わえない、
大きな喜びがある 』
ほぉ~。
おもしろい処世術も書いてある
それは『ライバル意識とあきらめの技術』である
お互いを高め合うライバル関係というのは実は稀で、
大体が妬み、やっかみ、足の引っ張り合いらしい
だから自分より勝っている人がいたら
潔くあきらめよう、というもの
もちろん自分の目標に支障がない範囲でだが
あきらめは嫉妬を回避し、相手への敬意を芽生えさせる
すんなり相手のいいところを吸収できるわけだ
へぇ~。
よく行く本屋で占い本が目に付いた
ゲッターズとやら言う芸人の本が人気のようで
たっぷり平積みしてあった
そういえばその昔、
この手のエリアは細木数子の本が席巻していたはずである
今はどうかと探してみたら
近くに控えめに陳列してあった
手に取ると大昔に読んだときと同じ作りである
長い間同じスタイルで出版し続けているわけだ
何とも言えない凄みを感じた
せっかくなんでちょっと読んでみた
今年はかなり運勢の悪い年だったらしく、
来年からはかなり良くなるらしい
そうか、あれもこれも運気のせいだったわけだ
なんだか妙に納得し、
来年からの好運気に思いを馳せ、
早々に本を閉じて店を出た
気軽に考えてるこの細木の占いだが
後日、改めて凄みを感じることになる
人のことを占うような品のないことをしてはいけないが
この人の運勢だったらシャレになるかも、
いや、ならんかった
カルロス・ゴーン
今年の運気 大殺界
今月の運気 大殺界
涙涙でファンの前でまともに喋ることもできない辻監督
シーズン2位のくせしてビールかけではしゃぐホークスの面々
恐れていたことがまた起こった
3位のチームにすら日本一のチャンスを与えるという、
このクライマックスシリーズという制度はいったい何なのだろう
興行収入が増える球団と、
勝利ボーナスがでるであろう勝ったチームの選手たちはまだ割り切れるだろうが
なぜ、当たり前に一位同士の決戦が観れないのか
純粋にプロ野球を楽しみたいものにとっては
実に酷い仕組みである
ちっちゃい頃からあんなに大好きだったのに
どんどんどんどんプロ野球が嫌いになっていく
こうなったらもう一つリーグを増やすしかない
現行の2リーグ各6チーム(全12チーム)を
3リーグ各5チーム(全15チーム)にして
各リーグ1位3チームとワイルドカード(各リーグ2位の中からの勝率1位)で
日本一を決めればいい
3チーム増やすのはそんなに難しくないと思う
四国に1チーム、沖縄に1チーム、北陸に1チームとか。
球団持ちたい企業も3社ぐらいならありそうである
ドラフトも完全ウェーバー制にする代わりFA取得を早める
何だか出来そうな気がしてきた
そういう意味では今年の日本シリーズ、
ソフトバンクが勝った方が問題提起になるかもしれない
筋としては広島に圧勝してもらいたいが
『あの頃に戻りたい』
と言っても、幸せな時代を懐かしんでいるようではなさそうだ
どちらかというと
我がの人生をやり直したい、という思いが強いようである
偶然にもここ最近、数人の方からそんな話を聞いた
あり得たかもしれない人生に思いをはせる、
程度にもよるが軽い現実逃避は生きる上での清涼飲料のようなもので
ちょっとした気分転換にもなる
だが、と思う
夢想するうえではプラス面とマイナス面を両方考えるのがフェアである
あり得たかもしれない未来には
想像もできない不幸が隠れているのかもしれない
そう考えると確かなモノは
僅かではあるがとても大切な
今までの人生で得た幸福である
結果、今の人生が何となく愛すべきものに思えてくる
とはいえ、
あまりこんなことは言うものじゃない
ノリの悪い奴と思われるのがオチである
福岡発の地域ドラマらしい
知ったときすでに放映は終わっていたが
必ず再放送がある、そう思っていた
予想通り先日再放送があった
鮎川誠とシーナの青春物語である
久留米と若松のカップルの
博多と東京でのロック人生が
彼らの楽曲同様シンプルに、
そして疾走感をもって描かれていた
予想と違って若松でのエピソードが多かった
若松に少し関わった人生である
何となく嬉しいものである
シーナの追悼ドラマでもある
ちょっと用事で出かけた先が
実家の近くだったので寄ってみた
今日は一日何もないという親父と
近況を報告し合いながら暫し酒を飲んだ
少し、いやけっこう酔いが回ってきた親父に仮眠を勧め、
私はすぐそばにある母の仏壇の前に場所を移し
そのまま一人で飲み続けることにした
つけっぱなしのテレビでは
最近やってる映画のPR番組が流れている
とある喫茶店のとある場所に座ると
少しの間だけ過去に遡れるという
私だったらどの地点に戻るだろうか
仏壇の前にいる今の私のシチュエーションからして
生前の母に会うのが筋っぽいが
それは俺じゃなくて親父だろう
よし、仮眠から覚めたら映画のことを教えてやろう、
と思ったがやっぱりやめた
それは酷というものだ
中国の美人女優が失踪しているらしい
世界レベルのスーパースターで
中国での商業価値もダントツの1位とのこと
とか言いながら実はこの女優のことを私は全く知らない
それよりも先ほどの中国での商業価値のくだりで
2位がジャッキーチェンと聞いて驚いた
御年64歳にして今なおスーパースター
ジャッキー世代としては嬉しいことである
なかなか甲子園がゆっくり観れない
が、この日曜日は特に予定もなく
久しぶりにゆっくり観戦することができた
浦和学院対仙台育英は予想外のワンサイドゲーム
広島広陵も負けた
そして星稜対済美
多分歴史に残るゲームであろう
八回裏の大逆転で済美が決すると思いきや、
九回表に星稜は追いつき延長戦
実況、解説共に何となく星稜寄りだな、なんて思っていると
十三回表に星稜が勝ち越した
だが、このゲーム、このまま終わらない
漠然とそう思ったが
まさかこんな幕切れとは思わなかった
逆転満塁サヨナラホームラン
観れてよかった、心からそう思った
興奮もそのままに
女子ソフトボールの決勝が今夜あるとの情報を得た
おや、先日アメリカに準決で負けたはずである
カナダとの三位決定戦との間違いではないか
トーナメント表を確認すると
なるほど三位決定戦を勝ち上がった日本に決勝のチャンスが与えられていた
よくわからないトーナメント方式だがまぁいい
上野がダブルヘッダーの連投という離れ業をするというから
私も心して観ることにした
そしてこれまた延長戦
ドラマチックなゲームであった
気迫あふれる上野の投球
ちょっとした感動である
ゲームには負けたが、
ゲームは彼女が支配していた
帰宅後、何気なくテレビをつけたらウィンブルドンをやっていた
なかなかの好ゲームと思い、そのまま見続けたが
とんでもない好ゲームだった
4セット中3セットがタイブレークであり、
タイブレークがないファイナルセットは
ゲームカウント26-24
こんなスコア見たことない
試合時間は6時間36分。
私が観終ったのは午前4時
かなり眠いが納得の睡眠不足である
激闘を制したにもかかわらず、
試合直後もクールなアンダーソンがたまらなくカッコよかった
というか、疲れ切っていたのかもしれないが。
大変ご迷惑をおかけいたしました。
電話回線の不良により、昨日より電話が繋がらなくなっております
誠に恐れ入りますが、
ご予約・お問い合わせ等は『ネット予約/✉ mail 』をご利用くださいますようお願い申し上げます
お客様には大変ご迷惑をおかけしております
少し前のことである
仕事終わりにとあるラーメン屋に行った
昼から何も食べてなかったこともあるが
安酒で気を弛めたくもあった
2杯目の途中でラーメンを頼んだ
一口食べて、辛子高菜をお願いした
この店はタダでくれる
私の声に『はい』と返事した外国人の店員は
おもむろに麺を茹で始めた
はて、高菜をお願いしたのに麺を茹がくということは、
私の高菜と誰かのラーメンの注文とが重なったということか、
と思ったが違う
店内に客は私しかいない
『違う!替え玉じゃない!高菜だ!』
わたしの大きな声に反応し
今度は日本人の店長が
『違う!替え玉じゃない!高菜だ!』
と、大きな声で店員に怒鳴った
店員はパニックである
日本人の店長は息を切らしながら高菜をもって来、
厨房に振り向き様
『あげろ!麺をあげるんだ!』
と厳しく指示した
もう大事である
しかし、私は多分2~3分後には替え玉を頼むのである
この替え玉事件の後すぐに替え玉を頼むのは申し訳ない
『いいよ その麺は俺がもらう』
かっこよく言ったはいいが
替え玉は茹であがっているのに
肝心のラーメンはまだ一口しか食ってない
結果、
早食い大会のように急いで喰うと、
わんこそばのように麺のお代わりが来た
炭酸水を飲むことが結構多いのだが
なかなか自分に合った炭酸水が見つからない
炭酸は強めだが味が薄っぺらい
味はいいが炭酸が柔すぎる
海外モノ、国産モノいろいろ試すが
まだコレというものに出会っていない
そんな中、スーパーでふと国産の炭酸水を見かけた
よく聞くメーカーの、よく聞いたような名の商品だが
ボトルの形状が今までとちょっと違う
試しに飲んだ
程よいミネラルで味に落着きがあり、炭酸はしっかりしている
これはかなり私に合ってる
調べるとアウトドアメーカー『スノーピーク』との共同開発による、
新商品とあった
食事にもよく合わせてる
無性にラーメンが、
というか長浜屋が、
いや、今回は長浜家が、
喰いたくなった
24時間開いてる店だから行きたいときに行けばよいわけだが
24時間開いてる店だからこそ自分の時間帯というものがあり、
朝派、昼派、夜派、皆さんいろいろ好みがある
そういえば、nonopapaさんは朝が多い気がする
私にとっての長浜は夜中と相場は決まっている
常連のドクターからは
夜中のラーメンは自殺行為だ、とたしなめられてるが
リラクゼーションだから仕方ない
この日も片付け後、急いで自転車で長浜に向かった
喰い始めは午前の2時を過ぎていたが
久しぶりということもあって替え玉は2回した
すぐ家に帰ったが
すぐ寝るのはさすがに胃腸に悪いと思い、
パソコンでしばらく事務仕事をしてから寝床に入った
あまり経験なかったが
胃が張ってなかなか眠れなかった
翌朝は寝不足と胃もたれでクタクタであった
リラクゼーションにならなくなった
夜中というより、
就寝前のラーメンは体に良くない
今なら心から言える
打って投げて大活躍の大谷翔平である
いつしか『ショータイム』なんて言葉も生まれた
翔平をもじった『ショータイム』なのだが
笑瓶をもじった『ショータイム』も昔あった
『突ガバ』の『ショーヘイ ショータイム』である
のんびり営業していたら
バルーンを持った常連様が現れた
見ると『congratulation』と表記してある
これはこれは有難うございます
4月11日、はなやさい17周年。
みなさまのおかげです
ゆらゆら揺らめく姿がなかなか楽しいので
バルーンはしばらく飾っておく
特に仕事においてだが
歳を取るにつれて、
疲れの回復に時間がかかるようになってきた
回復どころか
疲れの上に新しい疲れが積み重なるようでもある
働き方を少し変えなければならない
回復が上手いこといかないなら
疲れない方法を考えるべきである
さて、そのためにはどうするか
休みを増やすか、時短か、というとそうではない
それは『しっかり準備する』ということではないかと思う
『次の仕事の準備までを一塊として動く』
ということであり、
『時間のある時に準備を先取る』
ということである
結果、心にゆとりが生まれ、
スムーズに事が運び、
無駄に疲れることが少なくなる
おや、これは疲れ云々ということでなく
仕事に対する当たり前のスタンスではないか
今月で17周年だというのに
まだこんなこと言っている
ちょっと悲しい決意である
近所にでっかいTSUTAYAができたので
店の行き帰りにたまに寄ることがある
もっぱら音楽か映画のエリアをうろつくことが多く、
本のエリアにはほとんど行かない
実はまだちょっと馴染めてない
雑誌類ならまぁわかるが
澄まし面でシックに並んでる書籍を見ると
何だか気恥ずかしくなってしまい、
ぎこちなく通り過ぎてしまう
売り物の本を読みながらのスターバックスも
私にとっては別世界である
完全に取り残されている
先日は買いたい本があったが
ウロウロするばかりで見つけることができなかった
結局TSUTAYAから少し行ったところの金修堂で買った
中学校の頃から通ってる街の本屋で
ガタガタ鳴る古い引き戸を開ければすぐ横にレジがあり、
そのレジの位置が銭湯の番台のようでもあって何だか楽しい
一通り店内を徘徊し、空気を楽しみ、買うもの買って
店を出た
それこそ銭湯帰りのような愉快さであった
店まであと数メートルというところで
通りの向こう側から走ってくる常連様が目に入った
華奢な体つきの女性で私とそれほど歳は変わらないが
フルマラソンも走破する強者で、
このときも、店の前のなだらかな登り坂を必死の形相で駆けていた
ちょっとからかってやろう
『がんばれ~ がんばれ~』と
手をたたきながら白々しく沿道応援をしてみた
なだらかな登り坂とはいえ、長い坂である
苦しそうな表情がサングラス姿からも
ありありとうかがえる
疲労のピークなのだろう
ほんの一瞬こちらを見たようだが
ほぼ無反応だった
ま、しょうがない
とも思ったし
ちょっとぐらい反応してよ
とも思ったが
これは私の失態である
私服で朝方自転車に跨った、
ニット帽にメガネのマスクマンである
私に気づかないという次元ではない
ひさしぶりの、
変なおじさんである
外野手陣のケガが相次いだことから
スーパーサブのような形でのマリナーズ復帰
1年契約とはいえ、44歳でのメジャー契約である
エンゼルス大谷との対戦も今年は十分あり得る
記者会見のときのイチローじゃないが
私も『とてもハッピー』である
年甲斐もなく、ワクワクしている
いい具合に眠くなったので
昨夜は早くに寝た
翌日は当然いつもより早くに起きると思っていたが
結局いつも通りの時間に起きた
窓の外を見てびっくりした
雪景色だったからだ
福岡の都市平野部もちょっとしたピョンチャン気分である
今日はメダルの可能性がある
私にとって中学生だったバンクーバーの頃の印象が強い高木美帆は
その後の試練にも耐え、ずいぶん高い次元の選手になった
顔も大仁田厚に似てきている
3000の負けは1500への布石であろう
悲しそうな表情が定着してしまった高梨が
今回どんなジャンプをするか結構楽しみである
色はどれでも構わない
メダルが取れたらそれだけでドラマになる
点数低すぎねぇか?
素人目にはそう思えたが
若松が生んだスーパースター、女子モーグル村田の仇は
堀島が獲る
実は本当に獲る気がしてる
とか言いながら
今日ははなやさい営業なのでテレビ観戦はできない
時差のないオリンピックは飲食店泣かせである
来月にはキャンプインだというのに
未だチームの決まらない日本人メジャーリーガーが何人かいる
そもそものFA市場の冷え込みが原因とされているが
年齢もあって、イチローの去就がちょっとした話題である
とある米メディアのFA格付けでは圏外らしく、
日本球界復帰か、なんて言う方もいるが
それならそれで
独立リーグあたりにカムバックしたらなんて楽しいだろう
らしく、ないかな
そんなことを思っている
相手のミスによって得たポイントではあるが
そのミスを誘ったのはこちら側のテクニックである、
とわかっていても
相手のミスを喜んでいるようでどうしても違和感がぬぐえない
あんまりうるさすぎて、
最近では嫌われキャラではと心配してしまう張本だが
準々決勝で自分のミスに大声でチョレイと悔しがっていたのは
実におかしかった
そして結局日本一、水谷もそら悔しかろう
春に再トライを誓ったロバート・B・パーカーは
結局冬の再トライとなり、このほどようやく読み終わった
原書で本を読むのは最初は苦痛だったが
徐々に発見となり、最後は楽しみとなった
間に合った、
というのが正直な感想である
やり残したこともかなり多い2017年だが
とりあえず1個は間に合った
残りは来年である
必ず、来年中に。
近所を走ることから
なんだかんだ言って観に行ってしまう『福岡国際』である
スタートから45分ほど経って沿道に出てみたら
既に結構な人出であった
ちょっと気温が高い
まだ第一グループにいた川内と神野を何とか確認した後はすぐ家に戻り、
テレビで続きを観戦した
代表を引退した川内、マラソン初参戦でサブテンを目指す神野が遅れるのは
予想できた
さて、ナイキお墨付きのスマートボーイ、大迫がどうなるか
しなやかなフォームで今35キロ時点 3位だが良かタイムである
そしてゴール
2時間7分19秒
MGC出場権獲得
大迫も嬉しかろうが
オレゴン・プロジェクトも
瀬古利彦もさぞや嬉しかろう
それにしても川内の追い上げはいつ見ても嬉しくなる
健康のため、
というより依存症への恐怖から
長浜屋をずいぶん控えている
だがここにきて猛烈な欲望が募ってきた
ラーメン、というよりあの冷えたタカラの20度が飲みたくなったのだ
お世辞にも美味いとは言えない甲類焼酎だが
長浜屋でラーメンと合わせて飲むと
何だか一人前の男になった気がして
アルコールとは別の理由で酔っぱらってしまう
工事現場で働くとある常連様が
昔は長浜屋で2杯ほど引っかけて現場に行ったもんだ、
なんてうっとりするようなことを言うもんだから
ここ1週間ほどそのことばかり考えていた
だが長浜屋の後に必ずやってくる脱水症状や舌の痺れ
焼酎後の酔いを考えると
店を閉めた後の遅すぎない夜中しか行くチャンスはなく、
なかなか実行できなかった
が、昨夜決行した
麺は注文より柔く、スープも薄かったが
軸足が焼酎なのでそれなりに楽しめた
店内は閑散としていて
まだ食べ終わらない頃から店内の片付けが始まった
今日は朝までの営業はやらないようだ
追い出されるような寂しさもあったが
目的を果たした満足感の方がはるかに勝った
三日と開けずに通ってた頃もあるが
もうそのペースに戻ることは多分ない
だがまたいつか来ようと思う
店で聴かせてほしいと、
桑田佳祐のCDの持ち込みがあった
少し前にサザンのバラッドを
1~3まで一日中聴いてたことがあるが、
桑田のソロアルバムを聴くのは
よく考えたら『Keisuke Kuwata』以来である
1988年のリリースらしい
そういえばそれくらい前である
今回持ち込まれた桑田のニューアルバムを聴いていると
聞き覚えのある曲が流れてきた
NHK朝の連ドラの主題歌である
朝の連ドラを観る習慣はないのだが
今回のドラマは何故かその機会が多く、
やたらとよそ様に優しい人々の物語に
知らず知らず夢中になっている
『トキワ荘』みたいなアパートや
『まんが道』のような2人が登場するのも楽しい
因みに私の一番のお気に入りは
増田明美のナレーションである
このやわらかい語り口のおかげで
安心して15分が過ごせるのである
もしこれが同じ女子マラソンでも
松野の方の明美だったらエライ違いである
代表としてのレースはこれで最後だという、
そういう意気込みがレースにどう影響するか?
そんな気分で観ていた世界陸上マラソン男子である
トラブルに見舞われながらもがむしゃらに走り切った川内は
順位について詫びながらも
順位以上の満足を得たようである
ひょっとすると『最後のレース』と言った時点ですでに日本の代表ではないのかもしれない
『最後のレース』というのは誰のものでもない、
その人本人のものなのだろうから
そんな川内の涙と対照的な涙があった
同じくマラソン代表の井上大仁だ
不甲斐なさ、実力不足を淡々と語るその目から
不意に一筋の涙が流れた
表情も崩さず、思わずこぼれた涙のようだった
これほど悔しそうな涙はあまり見ない
スポーツにドラマ性を求めがちな私としては
この涙が何かの始まりのような気がしてならない
カツカレーが食べたくなった
そういえば何年も食べてない気がする
かつて私にとっては贅沢とエネルギッシュさの代名詞のようなカレーであったが
今はもうカレーにトンカツのトッピングなんて考えることもない
懐かしい気分もあって賄で作ってみた
カレーを仕込みながらトンカツの準備
しばらくして両方出来上がったのだが
ご飯の上にトンカツを置こうとして、ふと考え込んでしまった
別々に食べたほうがいいんじゃないか?
ということでトンカツとカレーを別皿にし、
気が向いたときだけカツカレーにして食べてみた
ここで恐ろしいことに気付いた
食の嗜好には個人差があるので
あくまで私の意見だが
カレーとトンカツをわざわざ合わせる理由はない
なるほどそうである
カツカレーの起源には諸説あるが
有力なのが、
かつての巨人の名選手千葉茂が
行きつけの料理屋に作らせた『千葉カレー』である
カレーとトンカツを別々に食うのが面倒だからと
一緒に盛ったのが始まりとされている
この『面倒だから』がすべてである
面倒くさくなければ
別々に食べたほうがそれぞれを楽しめると思う
そもそもカレーにトンカツが合うとは言い難い
そいいうわけで
久しぶりのカツカレーは
いろいろと考えさせられる味であった
どこかで耳にしたのであろう、
口ずさむうち、
『日本全国酒飲み音頭』に変化した
もの凄い発見をした気分で興奮している
みんな知ってたのかな?
東京を引き払って何年経つのかふと考えてみた
すると20年というキリのいい年数だというのに気が付いた
会社勤めも遠い昔である
この20年は飲食業のキャリアでもある
恥ずかしながら腕もハートも年数ほど成熟していない
まだまだである
気を引き締めていかねばならない
そんなことを思いながらの営業中だった
ディナー営業の早めの時間、
何となく見覚えのあるビジネスマンが入店してきた
5秒でわかった
珍しく名前も思い出せた
20年前まで同じ会社にいた後輩である
ずいぶん前に別の会社にキャリアアップしたそうで、
この度福岡の責任者として転勤してきたらしい
立派なものである
因みにこの後輩には連れがいた
一緒にやって来たのは
遠くに住んでるワリには意外とよく会ってるグッチだった
記憶を辿り辿り、昔の話に花を咲かせた
皆順調に歳を取っている
こちらも負けずに精進する次第である
午前3時頃まで呑み続けた
片付けをして帰宅したのは朝の5時だった
3時間も寝てないが
結構元気に次の日は過ごせた
父の古い友人で
熊本で左官業を営む方がいる
ゴリゴリのガテン系で腕っぷしも強い
私も幼いころから知っている
その彼が先日父の家に突然、久しぶりに現れたそうだ
熊本から北九州方面へ車で向かう途中に立ち寄ったとのこと
恐らく母の仏前に手を合わせるつもりだったのであろう
そういう方である
ところでこの度は何用で?
との問いに
久しぶりに休みが取れたんで登山に
との答えだった
熊本地震の影響で
左官の仕事が殺人的らしく
我が家にも被害があるものの
仕事優先で四方八方奔走しているそうだ
やっと三日休みが取れたんで登山に行く
登山と言ってもあの腕っぷしの強い小父ちゃんのことである
ピクニックなんて生やさしい山登りではない
自衛隊の行軍クラスのはずである
仕事がめっぽう忙しく、
漸くとれた休みなら、
泥のように寝るのが常である
だが、彼は違う
ところで小父ちゃんいくつだったっけ?
父よりずいぶん若い印象がある
父に尋ねてみると
俺より一つ年上だ、と言う
といこうことは御年80歳
いやはや、尊敬である
ふらりと店に現れた控えめな青年は
とある飲食店のスーシェフだった
ともに酒を飲みあううち
仕えるシェフの妥協を許さない仕事ぶりを熱く語りだした
自分ももっと勉強、もっと努力と意気込む姿に
大変好感を持った
私も忘れかけてた何かを思い出した
何の因果かこの日は4月11日
はなやさいの16周年である
特に誰にも告知せず、今回は静かに過ごそうと思っていたが
思わぬ贈り物をもらったようだ
ソチでのフリーはほとんど映画の世界であった
負けはしたが、
結果全部彼女が持って行った大会である
その後復帰したが
儘ならなかったようである
だからと言ってソチで辞めときゃよかったんだ、
なんて言う人がいたら浅いと思う
限界までやるべきである
例えば千代の富士のように
もう思い残すことはないと思う